https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20250415/3060019799.html
04月15日 17時16分
冬の間、雪に閉ざされていた富山県と長野県を結ぶ北アルプスの山岳観光ルート、「立山黒部アルペンルート」が15日、全線で開通しましたが、天候が悪く吹雪の中のシーズン初日となりました。
「立山黒部アルペンルート」は、富山県立山町と長野県大町市をバスやケーブルカーなどで結ぶ山岳観光ルートです。
標高2450メートルにある室堂ターミナルの午前9時時点の気温はマイナス2.4度で、時折吹雪く悪天候のため、ルートの両側に高い壁がそびえ立つ「雪の大谷」を散策する催しは中止となりました。
大阪から訪れた観光客は、「雪の大谷を楽しみに訪れましたが、中止で残念です。天気のよいときに再び訪れたいです」と話していました。
一方、「立山黒部貫光」の見角要社長は「初日はあいにくの天気となり、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ことしは雪が多いので雪の大谷は長い間楽しんでもらえると思います」と話していました。
4か月半ぶりの全線開通を祝う式典なども中止となり、ターミナルの中では記念撮影だけが行われました。
アルペンルートを運営する「立山黒部貫光」では、今シーズンは昨シーズンの82万4千人と同じ程度の観光客が来ることを期待しているということです。
【訪れた多くの人は「雪の回廊」を散策】
15日、全線開通した「立山黒部アルペンルート」は、時折吹雪く悪天候となりルートの両側に高い壁がそびえ立つ「雪の大谷」を散策する催しが中止となりました。
ただ、標高2450メートルにある富山県立山町の室堂ターミナルの屋上から「立山自然保護センター」までの200メートルほどの通路には、人の身長をはるかに超える雪の壁が両側にできていて、ルートの運営会社では「雪の回廊」と名付けています。
シーズン初日の15日は、「雪の大谷」に行けないため室堂を訪れた多くの人が「雪の回廊」を歩いたりスマートフォンで写真を撮ったりしていました。
【電気バスの運行始まる】
全線開通した「立山黒部アルペンルート」では、標高2450メートルの立山・室堂と大観峰を結ぶ、およそ3.7キロのトンネル区間で電気バスの運行が始まりました。
この区間では、国内で唯一となる「トロリーバス」が、昨シーズンまで運行されてきましたが、部品の調達が困難になるなどしたため、新たに電気バスが導入されました。
電気バスは、揺れが少なく安定した走行が可能で、8台体制で繁忙期には15分ごとに運行されるということです。
(略)
※全文はソースで。
引用元: ・立山黒部アルペンルート全線開通 悪天候で「雪の大谷」中止 [少考さん★]
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