「やりたいことを仕事に」「好きなことを仕事にする」――就職活動や転職活動をする際に、こうした意識を持つ人は少なくないかもしれない。だが、はたしてやりたいこと・好きなことを
仕事にするのが幸せにつながる道なのだろうか。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は「もっと大事なことがある」と実感を込めて主張する。中川氏が考える、仕事選びの肝要とは。 * * *
やりたいこと・好きなことを仕事にするのは一見幸せに感じられるかもしれませんが、やっているうちに幻滅して、結局、その仕事を嫌いになってしまうこともあります。
たとえば「旅行が好きだから」と旅行代理店に就職して添乗員になると、ツアー客の自分勝手な行動や無茶な要求に直面することになります。集合時刻を守らない、写真ばかり
撮っていてはぐれてしまう、バス車内で宴会をする、添乗員を部下のように扱う……などといった、添乗員の悲鳴の声がネットにはあふれてています。
天候要因などで電車が遅延したときも文句を言われ、ツアー客にひたすら頭を下げることになる。こんなことが重なると、大好きだったはずの旅行というものへの思いも
変わってしまうかもしれない。ツアー客を見るだけで不快になるし、旅館の料理を楽しもうにも「どこでコスト削減をしているのだろうか」などビジネス面で考えてしまい、
純粋に旅行を楽しめなくなってしまうのです。

引用元: ・「カッコいいから憧れてその仕事がしたい」と言うけれど、仕事は基本的にダサく泥臭いもんだよ。 [194767121]
添乗員はかっこいい!
みんなのあこがれの職業!
…ということかと
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