2024年に自殺した人の暫定値は2万268人。前年より1569人減っており、1978年に統計を取り始めてから2番目に少ない。つまり大人の自殺は減っているにもかかわらず、子供の自殺は増えていることが分かる。担当記者が言う。
「1980年からの調査を振り返ると、自殺者は“中高年以上の男性”が中心という時代が長く続きました。自殺者数と完全失業率には相関関係が認められ、自殺者がピークに達した2003年の社会状況を見ると、直前の00年12月から02年1月まで『IT不況』と呼ばれる不景気が日本を覆っていました。結果、02年の完全失業率は5・4%、03年は5・3%という高水準に達したのです。その後は長引くデフレ不況が日本を苦しめ、現在は実質賃金の低下が問題になっています。困窮する日本人は少なくありませんが、今の日本では人手が不足しています。24年の完全失業率は2・5%で、賃金はともかく仕事はあります。これが中高年以上の男性で自殺が減っている原因だと考えられます」
一方、現在の日本は少子化が急速に進行している。先に「大人の自殺は減っているが、子供の自殺は増えている」問題を指摘したが、これは「少子化で子供の数は減っているにもかかわらず、子供の自殺は逆に増えている」ことを意味する。つまり小中高生の自殺は絶対的に増えていると考えられるのだ。
岩波医師に小中高生の自殺者が増えていることについて受け止めを聞くと、「ある意味では当然のことだと考えられます」と言う。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/045348142cf8244435c4ebe477495a9d0f8471bd
引用元: ・なぜ「小中高生の自殺」は過去最多を記録したのか…専門医が明かす「SNSは諸刃の剣」「生徒が伸び伸びしているのはむしろ名門進学校」という「格差社会」の現実
親ガチャ大当たりしただけの人と外れた自分を簡単に比較できるのはあまりにも残酷
最終的に自殺に至るかどうかってとこは
親が子供を守れるか
貧困家庭だと親は忙しくて
子供と十分に接する時間がなく
子供は孤立する
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