【卓球】消えゆく昭和。「ありがとう、山手卓球」 66年の歴史に幕を閉じた老舗卓球場
1958年に創業した、東京・高田馬場の山手卓球。全国でも最古参の卓球場のひとつが、2024年12月15日に営業を終了してから1カ月以上経った。
通りを見下ろす小高い丘の上から、多くの人々の人生を照らし続けた、暖かい灯は今はない。卓球場の跡地は今は更地に整地されている。そこにあった「昭和の卓球場」は消えていた。
1958年に創業した東京・高田馬場の山手卓球が、2024年12月15日に営業を終了することが決定。昭和の風情を残すこの卓球場は、多くの人々の心に温かい灯をともしてきたが、その灯が静かに消えていった。
オーナーの富田真俊さんは閉店の理由について、「母も来年90歳になるし、相続の問題もあった。現在の建ぺい率では新しい卓球場を作るのが難しく、10年間さまざまな方向性を考えた結果、閉店に至った」と語った。山手卓球は開業当初のままの造りを活かし、特に桧材の床は選手たちに愛用され続けてきた。
富田さんは「山手卓球は皆さんの思い出の中で生き続けるだろう」とし、訪れる人々に感謝の意を表した。
長年、サラリーマンや学生らが集う場所として親しまれ、さまざまな人々が自然と交流を持つ場であった山手卓球。
「飲酒されている方の入場はお断り」という貼り紙が象徴するように、真剣な卓球愛好者の憩いの場でもあった。コロナ禍による影響で客足が減少したことも閉店の要因の一つとされ、「惨状と言わざるを得ない」と富田さんは振り返る。
営業最終日の12月15日、朝から多くのお客でにぎわい、訪れた人々はそれぞれの思い出を作る時間が流れた。富田さんは「雨の日も風の日も来てくださったお客さんに感謝したい」と述べ、山手卓球が地域に与えた重要な影響を語った。
かつての卓球場を思い出すと、胸に小さな灯がともり続ける。「ありがとう、山手卓球」。昭和の記憶と共に、その温かい存在はいつまでも心に残るだろう。
引用元: ・【卓球】消えゆく昭和。「ありがとう、山手卓球」 66年の歴史に幕を閉じた老舗卓球場 [冬月記者★]
学生の頃何回か行ったな~
高田馬場に25年ぐらい行ってないけど、Googleアースで見ると良く行ってた店が大分無くなってて時代の流れを感じる
黒澤映画のパチモンというより
明確な著作権侵害だけれども
昭和だから見逃してもらえたんだろうな。
わかるくらいにそっくりだったら
苦労しなかったんだろうけれど
勝新とか三船に
寄せちゃったからなあ。
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