2/3(月) 21:50
ジャーナリストでZ世代専門家のシェリーめぐみが、ニューヨークZ世代の若者たちと一緒に、日本も含め激動する世界をみんなで見つめ、話し合います。1月29日(水)のテーマは「2025年はJ-POPがブームになる? パート1:アメリカZ世代が注目の日本のアーティストを一挙発表!」。「NY Future Lab」に所属するアメリカZ世代が、アメリカで流行している日本の音楽について意見交換しました。
現地時間2025年2月2日(日)、アメリカのロサンゼルスで第67回グラミー賞授賞式が開催されます。そのウェブサイトで、今年のグローバル音楽シーンのトレンドが特集されました。その1つが、「2025年はJ-POPがブームになる」という予想です。ニューヨークのZ世代はそれについてどう考えているのか?まずは、ラボメンバーからアメリカで現在、日本のどんな音楽が流行っているのか聞いてみましょう。
ヒカル:アメリカで人気になった日本のアーティストの多くは、アニメかソーシャル・メディアを通じて出てきているよね。TikTokやインスタのリール、YouTubeのショートとか。キャッチーなセリフやはじけるような何かがあればブレイクするけど、すぐに使い古されて忘れ去られる傾向もある。
メアリー:アニメで言うとCreepy Nutsだよね。Creepy Nutsは本当に巨大な存在になったし、メインストリームでも人気になっていると思う。なかでも、「オトノケ」はアニメ「ダンダダン」のオープニングテーマだったよね。
「マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編」第2期のオープニングテーマ(「Bling-Bang-Bang-Born」)も、みんなこの曲でダンスをするんだよね。アニメを見ていない人でも知っていたと思う。Mrs. GREEN APPLEもどうかなと思うけど、まだそれほど人気はないかも。
ヒカル:Mrs. GREEN APPLEはアメリカではまだ売れてないよ。
シェリー:米津玄師は?
ヒカル:アニメで人気が出た例だね。
メアリー:確実にアニメの影響だと思う。「僕のヒーローアカデミア」の主題歌「ピースサイン」もそうだし、あとは「チェンソーマン」の「KICK BACK」という曲が一番反響が大きかった。
ヒカル:あの曲で彼は世界中で認知されるようになったと言って間違いないよ。
ノエ:どれほど世界の人がアニメを見て、その影響を受けているかということだよ。もうクランチロールだけじゃないんだよね。
やはり日本のアニメの影響は絶大です。以前の放送で、アメリカのアニメ人口は、日本を超えて世界一という話をしました。10年ほど前、アニメファンはみんな「クランチロール」と呼ばれるアニメ専門のストリーミングサービスを利用していました。
現在はNetflixからDisney+まで、アメリカの映画やドラマと並んで日本のアニメが売り物になっています。「グラミーのサイトには、注目のアーティストとして米津玄師が出ていましたが、彼もまたアニメのオープニング曲がきっかけで世界中でブレイクしています。そして、Creepy Nutsのようにダンスビデオがバイラル化してさらにファン層を増やしていく、そんな流れがはっきりと見えてきています」とZ世代専門家のシェリーは解説しました。
アニメ作品とのタイアップが、アーティストの人気を高める大きな要因であることがわかりました。一方で、アニメに関わらず、ネットでブレイクしたアーティストはいるのでしょうか?
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引用元: ・Creepy Nuts、米津玄師、藤井風、新しい学校のリーダーズ…2025年はJ-POPが世界でブームに?アメリカZ世代が注目 [muffin★]
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