中国科学技術大学に所属する研究者らが発表した論文「Minutes-scale Schrodinger-cat state of spin-5/2 atoms」は、
量子状態の「シュレーディンガーの猫」を、約23分間にわたって維持することに成功した研究報告である。
これは、通常では極めて壊れやすい「量子重ね合わせ」状態を、長時間維持できることを実証した成果である。
研究内容
シュレーディンガーの猫状態とは、量子力学における重要な概念で、相反する状態が重なり合って存在する状況を指す。
古典的な例えでは、箱の中の猫が生きているか死んでいるかを確認するまで、両方の状態が同時に存在するとされる思考実験が知られている。
このような量子重ね合わせ状態は、通常、環境からのわずかな影響で簡単に壊れてしまう。特に原子を捕捉する格子状の光の檻
(光格子)の中では、レーザー光の強度むらが量子状態を乱す大きな要因となる。
研究チームは、約1万個のイッテルビウム原子を用い、レーザー光で作られた光格子の中に原子を捕捉。各原子の核スピンを、
上向き(+5/2)と下向き(-5/2)という正反対の方向へ同時に向いた状態にすることで、原子によるシュレーディンガーの猫状態をつくり出した。
(以下略)
海外最新事情 11月1日
https://levtech.jp/media/article/column/detail_549/
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引用元: ・【科学/哲学】「シュレーディンガーの猫状態」が約23分も生き残る。原子核スピンの重ね合わせ驚異的持続【研究紹介】[R6/11/01]
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