少ない個体数で交配を重ねた結果、遺伝的多様性が失われたことが原因だとする分析結果を兵庫県立大学などの研究チームが発表しました。国の天然記念物に指定されている小笠原諸島固有のチョウ「オガサワラシジミ」は、外来種のトカゲなどに脅かされて個体数が急激に減少したため
2016年から環境省や東京都は都内の施設でこのチョウの繁殖事業を本格的に始めましたが、世代をつなぐことができず、2020年を最後に途絶えてしまいました。
兵庫県立大学の中濱直之准教授や東京大学などの研究チームが飼育記録や残された遺伝情報などをもとに原因を分析した結果
世代を重ねるにつれて遺伝子の多様性を示す指標が低下すると同時に卵のふ化率やオスの精子の量が急激に減少する傾向があることがわかり
近親交配が繰り返され遺伝的な多様性が失われた結果、繁殖が継続できなかったと結論づけ専門誌に発表しました。
遺伝的多様性を保つためには、繁殖を始める時点でオスとメス合わせて少なくとも26匹が必要だったと考えられるということで
繁殖事業を成功させるためには事前に一定の個体数を確保することが重要だったとしています。
続きはNHK 2024/07/14
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240714/1000106449.html
引用元: ・【自然】東京・小笠原諸島固有のチョウ、近親交配のため“遺伝的多様性失われ繁殖途絶” [おっさん友の会★]
> オスの精子の量が急激に減少する傾向今の人類に起きている事象でもあるよね
> 繁殖を始める時点でオスとメス合わせて少なくとも26匹が必要だったさすがにケチりすぎだろ・・・
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