川島さんは男性に1時間半ほど寄り添い続け、交番まで送り届けた。署によると、川島さんは昨年12月12日午後7時40分ごろ、自転車で下校中に相生市内の道の真ん中に自転車があるのに気付いた。
不思議に思っていると、80代の男性が戻ってきて、「知らない道で迷った」と話しかけられた。たつの市内の自宅へ戻るためJR竜野駅に行きたいという。
川島さんは、男性が自宅の住所や電話番号を思い出せない様子だったことなどから「一緒について行くことにした」。
途中で男性が転倒したため、駅まで2人で自転車を押しながら歩いた。駅に到着しても男性は自宅の方角を思い出せず、午後9時に最寄りの交番に届け出た。
内気ながら、小さい頃から困った人がいれば助けずにはいられなかったという川島さん。
この時には「勉強しない」ことなどを理由に携帯電話を家族に没収されており、通報することも地図アプリを開くこともできなかったという。
1月10日にたつの署で感謝状の贈呈式があった。
村本三千雄署長は「見て見ぬふりをする人も多いなか、親切な心遣いをしてくれて大変感謝している」と話した。
同席した川島さんの父親は「今回のこともあり、もう携帯は好きにしていいと伝えました」。
川島さんは「これからは自分からも声かけをしたい。頑張って勉強もします」と話した。
(雨宮徹)
[朝日新聞]
2024年2月4日(日) 8:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/97e1862d790f5ec90ef7f4c6e3040645d5569b30
引用元: ・ケータイは親が没収中 そんな高校生の前に、道に迷う高齢者が現れた [煮卵★]
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