虹色のピアス着用で女性逮捕　ロシアで波紋、LGBT運動の禁止後初

虹色のカエルの形のピアスをつけたロシア人の女性が先月、ロシア西部で逮捕された。虹色は、ロシアで禁止されたLGBT（性的少数者ら）運動のシンボルで、それを「発信した」疑いだという。ロシア独立系メディアによると、昨年、運動が禁止されてから逮捕は初めて。与党議員が一時異議を唱えるなど、ロシアで波紋も広がっている。逮捕されたのは、アナスタシアさん（24）。ロシアの独立系メディア「アストラ」によると、1月29日にロシア西部ニジニノブゴロドのカフェで一緒にいた男性が胸にウクライナ国旗のバッジをつけていたため、ウクライナ侵攻支持の活動家がまずこの男性に近づき、「国の状況を分かっているのか」などと言って、バッジをつかみ取った。

活動家は2人とのやりとりを動画で撮影。過激派対策の部門に送ると言い、自らもインターネットで公開した。

ところがこの動画には、アナ…

続きは朝日新聞(一部有料) 2024/02/03
https://www.asahi.com/articles/ASS227SZSS22UHBI039.html