〈※抜粋〉
2026年1月18日午前10時29分
■どうやって“切れた時間”を確保するか
立ち止まって振り返り、自分と向き合うことが歌を詠むことにつながる。俵さんは、自分のいまの正直な気持ちに耳を澄ますことで浮かぶのが短歌だといいます。
四六時中、デジタルデバイスを片手に誰かとつながることが当たり前になったわたしたち。俵さんは、こんな時代だからこそ“切れた時間”を確保することが大切だと教えてくれました。
俵万智さん
「スマホを1人1台手にしていて“常時接続”できるという時代なので、どうやって切れた時間を確保するかっていうことのほうが難しいぐらいですよね。自分と向き合う時間の尊さ、それがかつて以上に、貴重なものになっているっていうかな。
何となくスマホを見ているだけで、どんどん時間が溶けていく感じってみんなあると思うんですけれども、そうじゃない時間をいかに確保するか。そういう時代になってるのかもしれないですね」
スマホを見ているだけで、情報や言葉をたくさん摂取しているような気になっているけれど、果たして、血肉になっているのか。
俵さんの言葉は続きます。
俵万智さん
「今やっぱり情報があふれている。だから、みんな自分で判断するのがちょっと怖くなっているのかな。面倒くさくなってるのかな。何でもランキングでね。最初に情報をしっかり摂取して、チェックしてから失敗しないようにする。
たとえば旅に行くときも、事前にこの宿に行ってこういうものを食べたら、これぐらいの評価のものが出てきて、ここで写真を撮ると大変よろしいみたいな情報をまず最初に確認して、その情報を現地で確認することが旅になっている気がして。
なんで旅行に行くのか、人と会うのかっていったら、やっぱりその自分の内側にあるものを豊かに耕すためなんじゃないのかなとも思いますよね。やっぱりそれは自分の心と向き合う時間というものをしっかり確保していかないと、何のために情報摂取して、何のために人と会って何のために旅に出たんだろうというのがちょっとわからなくなっちゃうかもしれないですね。
いろんなものを摂取して自分がどうなったのか、それと出会ってどう思ったのか。それが自分の人生にどんな意味があるのかを確認するのは、やっぱり『言葉』だと思うんですね」
自分の内側にあるものを豊かに耕す。内面を言葉にすることは、日常を豊かにすることにつながると、俵さんは最後に語ってくれました。
俵万智さん
「心が耕されて、ふわふわしていると、種が着地したときに芽を出す。そんなイメージもありますね。カラッカラに乾いて干からびていたら、どんないい種が飛んできても芽は出せないというか。
日常のちょっとしたことを振り返って言葉にするということは、それをもう一回味わい直すということになるんですね。それって日常を丁寧に生きることにつながるんじゃないかと思います」
■インタビューの最後に
俵さんがいま感じることを、短歌でつづってくれました。
傘だった言葉を閉じて歩くとき杖(つえ)ともなりてゆく空の下
「日よけになったり雨のときは自分を守ってくれたり、閉じたら杖にもなる。使い方を間違えれば傘だって凶器になるから、そんな使い方はしたくない」
俵さんは「言葉とは、そんな傘のような相棒であり、その相棒とどう付き合っていくかが大切だ」と語ります。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
NHKニュース
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015022701000
https://news.web.nhk/news/html/20260118/K10015022701_2601091605_0118102919_02_14.jpg
引用元: ・【芸能】歌人・俵万智が語る“言葉の時代”とは? [湛然★]
ホストに歌詠ましたり
俗っぽい人だな
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