● 国産レアアースで脱中国 広がる楽観論
「レアアース脱中国」の機運が盛り上がっている。
ー中略ー
もちろん、今のような事態に備えて政府が既に行っていた対策もある。SNSでバズっているのは「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ)
に出演した小林鷹之・自民党政調会長のこんなコメントだ。
「中国が今回輸出規制したのは『重レアアース』です。重いレアアース。国民の皆さんに広く知られていないのは、
日本は既にオーストラリア、フランスに投資していて、重レアアースに関しては昨年10月からもうオーストラリアから輸入が始まって
います」
このほかにもJX金属や大手商社などが中国以外の海外からの調達ルート確保に動いているほか、プロテリアル(旧日立金属)などは
レアアースを使わない技術(レアアースフリー)の開発・性能向上に力を注いでいる。今回の事態にまさしく「オールジャパン」で対応
しているのだ。
これを受けてSNSでは「マスゴミや左派がレアアースガーと騒ぐけれど、政府はしっかり対策済み」と高市政権の評価がウナギのぼり。
気の早い人などは「日本の先手で中国涙目www」などと「勝利宣言」をする人まであらわれる始末だ。
ー中略ー
ただ、そういう「戦勝ムード」に冷水をぶっかけるようで大変心苦しいのだが今、一部のSNSやメディアにあふれている
「レアアース輸出規制、日本の先手で中国涙目」みたいな話はかなり慎重に受け止めた方がいい。
戦争でも経済問題でも「報道」というものはどうしても「自国ファースト」に偏りがちだ。何か問題が起きても、この国は他国よりも
優れているので乗り越えられるとか、どんな苦境に追いやられても最終的には逆転勝利できる……などなど、自分たちを中心に世界が
回っているかのようなご都合主義的な話になってしまう。
なぜかというと、そういう「自国ファースト報道」でないとニュースが売れないからだ。
人は自分の信じたいことを信じ、聞きたい話を聞く生き物なので、自国が深刻なピンチに陥った時に追い討ちをかけるような暗い話は
お呼びではない。それよりも「世界が日本を応援している」とか「日本の技術力でこの劣勢が一気に大逆転」みたいな
「胸がスカッとする話」こそが求められる。そういうニーズにピタッとハマったものこそが「正しいニュース」とされる。
つまり、今回の「レアアース輸出規制、日本の先手で中国涙目」という論調も、このようなバイアスによって、かなり話が盛られた
「自国ファースト報道」がもたらせたものなので、あまり間に受けない方がいいということだ。
そう思うのは、実は15年前にも同じようなことが起きているという「歴史の教訓」があるからだ。
ー中略ー
もちろん、2010年に89.8%だった依存度を、2024年に62.9%まで減らしたというのはオールジャパンの努力でありそれ自体は
素晴らしい。しかし、昨年秋に重希土をオーストラリアから初輸入したり、海底6000メートルのレアアースを調査したくらいで
「先手を打った」などと浮かれるのは、さすがに平和ボケがすぎる。
「日本スゴイ」系の大本営発表に国民がうっとりしているうちに実はどんどん劣勢に追いやられて、気がついた時は目も当てられない
大惨敗、というのが日本が陥りやすい「負けパターン」だ。
「高市首相の反撃で中国涙目」などと奢り昂っているうちに、気がついたら自分たちが「涙目」に……なんてオチにならないように、
用心していただきたい。
窪田順生
全文はソースから
1/17(土) 6:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1263bc0ff33f7a59dd566ad1a41b26ce3f6cf739
引用元: ・【DIAMOND】 中共は涙目?「レアアース輸出規制」で“日本勝利”と浮かれる人が繰り返す“15年前の大失敗” [1/18] [仮面ウニダー★]
なぜかって?
そりゃ高市が総理じゃなくなるからw
コメント