https://www.afpbb.com/articles/-/3616322
引用元: ・🇫🇷極右指導者ルペン、ブリジット・バルドー(ネトウヨ俳優)の葬儀に参列へ [718678614]
【12月31日 AFP】フランス大統領選に3度出馬したマリーヌ・ルペン氏は、フランス映画界のレジェンドで、俳優から動物愛護活動家に転身したブリジット・バルドーさんの葬儀に参列する。ルペン氏のチームメンバーが30日、明らかにした。
エマニュエル・マクロン大統領は28日、バルドーさんを「レジェンド」とたたえたが、大統領府筋によると、葬儀には参列しないという。
28日に91歳で死去したバルドーさんは晩年、反移民の見解を持ち極右を支持していると批判された。
バルドーさんはヘイトスピーチの罪で複数回有罪判決を受けており、これにはイスラム教徒に対する者も含まれている。
バルドーさんは2012年と2017年の大統領選でルペン氏支持を表明し、「フランスを救うことができる現代のジャンヌ・ダルク」と呼んだ。
大統領府はバルドーさんの親族に対し、国を挙げての追悼式典の開催を申し出たが、回答は得られていないという。
保守派政治家のエリック・シオッティ氏は、2018年にフランスのロックスター、ジョニー・アリティさんのために行われたような国を挙げての追悼式典の開催を呼び掛けている。
だが、左派の多くはこの考えに反対している。
社会党のオリヴィエ・フォール第1書記は、特にバルドーさんが「人種差別で何度も有罪判決を受けた」点に言及し、国を挙げての追悼式典に反対した。
バルドーさんの動物愛護団体は、来年1月7日にバルドーさんが住み慣れた町サントロペの教会で葬儀を行った後、近しい身内のみで埋葬すると発表したが、埋葬地は明らかにしていない。
バルドーさんは2018年、両親や祖父母の墓が「愚か者の群れ」に踏みにじられるのを避けるため、自宅の庭に埋葬してほしいと語っていた。
サントロペのシルビ・シリ市長は地元メディアに対し、バルドーさんの最後の願いは尊重されたと述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
バルドーさんの4番目の夫ベルナー・ドルマルさんは、極右政党「国民戦線(現・国民連合)」を率いた故ジャンマリ・ルペン氏(マリーヌ・ルペン氏の父親)の顧問を務めた。
ルペン氏は汚職事件で有罪判決を受けており、2027年大統領選への出馬を禁じられる可能性がある。
だが、フランス大統領の任期は5年で、連続2期までと定められていることからマクロン氏が出馬できないため、ルペン氏率いる国民連合は、2027年大統領選で勝利する絶好のチャンスをつかんでいる。
ルペン氏の汚職事件に関する控訴審は来年1月に開始される。(c)AFP
コメント