世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、晋三元首相銃撃事件の前年にあたる2021年の衆院選で、自民党の国会議員290人を応援したと教団の内部文書に記されていた、と韓国紙が報じた。ネット上では、「290人とは驚き」「潔いレベルでズブズブやね」など自民への非難が殺到した。
読売新聞などによると、韓国・ハンギョレ新聞が教団の内部文書「TM(トゥルーマザー)特別報告」の記載を基に報道。2021年10月の衆院選について、韓鶴子総裁に「我々が応援した国会議員の総数は自民党だけで290人に達する」という報告があったという。
合わせて、氏銃撃事件で殺人罪などに問われている山上徹也被告について、「本部会長の指示で会員記録を削除した」との記載もあった。韓国警察は一連の文書を押収しており、詳しく分析しているとみられるという。
X(旧ツイッター)には、「おいおい自民党…」「年明け早々 なんか えらいことになりそうだな」「自民党のほとんどが反日教義の統一教会から支援されていた。日本が衰退したわけですよね」「ほほぅ。これだけ居るということはこれまで名前がでていない奴も居そうやな」などの書き込みがあった。
また、山上被告の会員記録を巡っては、今月9日に辞任を表明した田中富広会長は事件直後の記者会見で、母親が正会員だと認めた一方、山上被告自身は「信者ではなく、過去にも信者だった記録はない」と述べている。
「本人の意思に反し家族が会員登録済みは カルトにはよくあることなので不思議ではない 事実であれば旧統一教会は翌月の記者会見でうそをついたことになる」「事件後の組織的隠蔽(いんぺい)行為とトップの関与を示唆してますよね」「事件後に会員記録を削除していたのであれば、非常に悪質な行動」などのコメントが上がった。
旧統一教会の問題を長年追及している弁護士の紀藤正樹さんも、ネット報道を引用した上で、「これは衝撃ニュース」とひと言つぶやいた。
一連の報道が国内では一部に限られており、「こんな重大な出来事をなぜ日本のメディアは報じないのですか。高市氏が公邸に移ったなどどうでもいい事を大きく報じてるのに!」といった意見もあった。
引用元: ・「おいおい自民党…」統一教会が「2021年衆院選で自民議員290人応援」韓国紙報道にネット怒り [974680522]
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