https://www.news-postseven.com/archives/20251230_2085118.html
引用元: ・「切断した指の一部をフライパンで焼いて食べていた」「乳首は飼い犬に…」コスプレイヤー佐藤沙希被告 [582792952]
初公判では3件の事件について、検察が立証予定の事実を提示した
同居する交際相手男性・Aさんの乳首や指を切断したなどとして、佐藤紗希被告(23、2025年4月の逮捕当時)が傷害の罪で逮捕、起訴されていた。その第3回公判が12月10日、大阪地方裁判所で開かれた。
起訴状によると、佐藤被告は事件当時21歳だったAさんの左乳頭を切断し、加療10日間を要するケガを負わせた件、斧で左薬指を切断し回復不能としたケガを負わせた件、さらに拳で耳や鼻付近を複数回殴打し、加療3日間のケガを負わせた件で逮捕、起訴されている。
コスプレイヤーとしても活動していた佐藤被告は、これまでの公判で起訴事実を否認。しかし検察側の証人として出廷したAさんは、交際・同棲時にスマートフォンや現金を取り上げられるなど、被告人との歪な関係を訴えた。さらに傷害行為の詳細について、耳を疑うような証言をしたのである——裁判ライターの普通氏がレポートする。【全3回の第2回。本文には一部ショッキングな犯行態様が含まれます】
切られた乳頭は飼っていた犬に…
Aさんの乳頭が切断されたのは、令和6年9月のことだという。検察官とAさんのやり取りをもとに、事件当時の様子を時系列順にまとめる。
浴槽に全裸で立つように促されたAさん。被告人の右手には、眉毛などを切る小さなハサミが握られていた。その刃を左の乳頭に当て、一気にではなくゆっくりと刃を閉じていった。
「メチャクチャ痛かった」と語るAさんは、その痛みを思い出しているようだった。切られる瞬間、身体を動かさないようにしていたが、背中に壁がつくくらいまで後ずさりしたという。
声をあげると「近所に聞かれて、警察に言われたら面倒だから」と黙るように言われた。それでも痛みには勝てない中、口にタオルを詰めるよう言われ、自ら詰め込み、乳頭は切り落とされた。
それまで不機嫌そうに見えた被告人は、「テンションが上がったように見えた」という。そして被告人は、痛みで口の中のタオルすらも取り除けないAをよそに、刃先に乳頭を乗せたものとAを撮影した。
病院へは行く許可が出なかったので、絆創膏を貼るのみであった。そして切った乳頭は、なんと佐藤被告が飼っていた犬に食べさせたのだという。
「別れても、ほかの女と結婚指輪はめれないように」
指を切断された事件が起きたのは、その翌月のことであった。Aの左手薬指には今も、第一関節より先がない。
きっかけは、Aさんが佐藤被告と別れている期間にスマートフォンから電話した、“夜の店”への発信履歴だった。佐藤被告から「それ浮気だから」「許してほしかったら」と迫られ、自分で指を切断するように言われたのだという。左手薬指は被告人が「別れても、ほかの女と結婚指輪はめれないように」との理由で指定をした。
押し問答があったが、Aさんは渋々了承する。しかし、乳頭とは訳が違う。包丁を持って、薬指の付け根を付近に、傷をつけた。やらないよりかはマシと思ったAさんであったが、被告人は納得せず、「自分でやれないなら私がやる」として、ネットショップで斧を購入した。
その他には、痛みを紛らわす目的、また寝てる間に終わっていることを願って、睡眠薬を多量に摂取した。胃は空っぽの方が効くとして、半日以上何も食べなかった。
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