今年の日本競馬で最後のGⅠレースとなる東京大賞典が29日、大井競馬場で15頭によって争われ(アラジンバローズは出走取り消し)、矢野貴騎乗で7番人気の地元大井所属ディクテオン(セン7・荒山勝=父キングカメハメハ)が優勝した。勝ちタイムは2分04秒3(重)。クビ差の2着が1番人気のミッキーファイト、さらに1馬身半差の3着にはアウトレンジが入った。
レースは最内枠を引いたナチュラルライズが果敢に先手を取り、ナルカミは2番手から。断然人気に推されたミッキーファイトは中団追走から勝負どころにかけて徐々にポジションを上げていく。よどみないペースで流れて直線に入ると、先行した3歳馬2頭は失速。代わってミッキーファイトが先頭に躍り出た。内を突いてアウトレンジも伸びてきたが、一番外から猛然と襲い掛かってきたのがディクテオン。地元・大井の夢と大観衆の声援を受けてグイグイと伸び、ミッキーファイトをクビ差かわしたところがゴールだった。大井所属馬による東京大賞典勝利は、中央競馬との交流競走となる前の1993年に制したホワイトシルバー以来。当時、騎手として伏兵馬を勝利に導いた荒山勝徳調教師にとって、今度はトレーナーとしての大金星となった。地方馬の東京大賞典Vは2005年アジュディミツオー(船橋)以来、20年ぶり。
勝ったディクテオンは父キングカメハメハ、母メーデイア、母の父キングヘイローという血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は(株)G1レーシング。通算成績は31戦11勝。
引用元: ・【競馬】東京大賞典(大井・G1) ディクテオンが地元で大仕事!矢野貴之が歓喜のガッツポーズ! 地方馬の勝利は20年ぶり [ニーニーφ★]
変なの
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