県教育委員会の調査に男性教諭は体罰を認めた。県教委は男性教諭を注意処分とし、同校は一時指導から外した。
県教委や関係者によると、男性教諭は7月14日、部活動のミーティング中、男子生徒が表情を変えて別の部員を笑わせたことに気づき、生徒の顔を3回平手打ちした。生徒は口の中から出血したが、病院には行かなかった。
同校はその日のうちに男性教諭から報告を受け、日常の指導や大会での帯同を認めない措置を取った。同校は数日後、保護者説明会を開いて謝罪。フェンシング部は直後に開かれた全国高校総体(インターハイ)に出場したが、男性教諭は同行しなかったという。男子生徒は参加した。
県教委は男性教諭から聞き取るなどし、9月末に男性教諭を注意処分とした。同校は11月1日から指導に復帰させている。
学校を通じて男性教諭に取材を申し込んだが、学校は「(教諭への)取材を控えていただきたい」と応じなかった。
教育委員会や学校の対応を巡り、専門家らから疑問の声が上がっている。
引用元: ・【香川県】全国強豪校で顧問の教諭が平手打ち3回、生徒の口から出血しても懲戒処分せず…県教委「中立的な立場からの診断書ない」
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