動画では、古館アナとスタッフが“日本は核武装すべきかどうか?”をテーマに意見を交わす場面も。スタッフが“中国やロシアなどの
核保有国があるなかでも日本は持つべきではないと思う”という考えを明かすと、古館アナは日本の原子力発電所や在日米軍基地などに
核を落とされた場合の問題や国同士が核で攻撃し合うことの影響に言及。
その上で「核を持つことをちっとも良いと思わない人も含めて、『自分たちがやられて丸腰でどうする? 相手は持ってんだぜ』
という風なこと言う。そこでいつも止まるんですよ、議論は」と指摘し、スタッフにこう“逆質問”した。
「それで言うとあなたは、やられ損でもいいと思いますか? 核を持つぐらいなら、もう自分たちは持ってないんだから、やりようが
ないんで。もう核でやられて全滅しても、こっちが人をにするぐらいだったら、向こうににされてもしょうがないと
思いますか?」
するとスタッフは、少し悩んだ上で「私はいま、その気持ちです」と回答。古館アナは「僕も一緒です」と賛同しつつ、「これは僕も
身内が殺されたら、(考えが)コロって変わると思う。あなただって、年とともに身内に危害が及んだりして、強烈な苦しみと悲しみと
痛みを味わったら、コロっと変わる可能性があるんです、悪いけど。俺は変わるんじゃないかと思いますね、それぐらい不埒です」と
も語った。
だがすぐに、「知らない人間を焦土と化すだけじゃなくて、放射能汚染で末代までにしていくぐらいの暴挙をやるぐらいだったら、
真っ平ごめんで異常なまでに嫌だけど。こっちが先に仕掛けるぐらいなら、相手にとんでもない蛮行を働かされて、こっちがやられても
しょうがないなと。こっちが先んじてやるぐらいなら」と熱弁。
続けて「お互いで“イーブン”ということで、『あぁ、まだ助かった』なんて不埒に思うぐらいだったら、とんでもない奴らに
殺される方がまだマシ。こっちが知らない人をブチ殺すよりは、って思ってます」と、現時点での考えを語った。
その上でスタッフに、「ただ、(考えが)変わるかもしれないっていうことは、誠実に言わなきゃいけない。人間というのは固定じゃない
から。あなたも変わるかもしれない、俺も変わるかもしれない」「そこが僕らの弱いところだから」と諭していた。
いっぽう国同士で核武装し合う核抑止力については、「信用してません」とキッパリ。「一定の効果が核抑止力にあるのはわかりますよ」
としつつも、インドとパキスタンの紛争を例に挙げて「核抑止力で向き合った瞬間に、『平和だね』『ノーサイドになったね』
『核っていう悪いものも必要悪で持っていた方がいいよね』っていう風に、脳内お花畑のような優しい人に変身できるんですか?」と
皮肉った。
そんな古館アナは、「相当な性悪説と性善説が入り混じってるのが人間じゃないですか」「核を持って抑止力を働かして向き合ってでも、
揉めるんです」と言及。「いつまで経っても核抑止力はパーフェクトでないから、私はそこに反対してしまう弱い人間なんですね」
「だから余計に、日本は(核を)持たないって方に、私は比重がかかります」と自らの考えを語っていた。
古館アナの動画は現在までに4.9万件再生されており、コメント欄にはさまざまな意見が書き込まれている(24日19時現在)。
《僕も核武装には反対ですが、議論はするべきという意見には賛成です》
《理想は無い方が良い ただ、それで国民と日本が守れんの?》
《実際、核を向けられたら、 そんなこと言ってられないでしょう!》
《意見を交わしあいながら、意識を高めていくことが大切だと思います》
全文はソースから
女性自身 12/25(木) 6:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/59474fef605f26941609eb5d2b5af2d9fc8beae2
引用元: ・【殺される方がまだマシ】 古舘伊知郎アナ オフレコ報道で勃発した“核武装議論”に呈した「核保有への持論」[12/25] [仮面ウニダー★]
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