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ある日突然4人の男に連れ去られ精神科へ強制入院、薬漬けの絶望…「医療保護入院」制度の闇

ある日突然4人の男に連れ去られ精神科へ強制入院、薬漬けの絶望…「医療保護入院」制度の闇
1: クラミジア(茸) [KR] 2025/12/16(火) 10:20:16.36 ID:3izxTDW80● BE:582792952-PLT(13000)
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ある日突然4人の男に連れ去られ精神科へ強制入院、薬漬けの絶望…同意したのはまさかの人物 「医療保護入院」制度の闇(47NEWS) - Yahoo!ニュース
2018年12月、富山市でデイサービスを経営する元警察官、江口実さん(84)は妻の富子さん(79)と一緒に入居者たちの朝食を準備していた。ふと見ると、4人の男が土足で入ってくる。4人は江口さんを見
 2018年12月、富山市でデイサービスを経営する元警察官、江口実さん(84)は妻の富子さん(79)と一緒に入居者たちの朝食を準備していた。ふと見ると、4人の男が土足で入ってくる。4人は江口さんを見つけるといきなり羽交い締め。引きずるように連れ出し、外に止めてあった民間の救急車に無理やり押し込んだ。

車に5時間半も乗せられ、たどり着いたのは栃木県の報徳会宇都宮病院。何が何だか分からない。 「まるで拉致監禁。突然羽交い締めにされ、精神科病院に閉じ込められた」

江口さんに精神疾患はない。それなのに強制的に入院させられ、「刑務所以下の生活」を送ることになった。

「医療保護入院」を巡る深刻なトラブルが相次いでいる。江口さんはなぜこんな目に遭わなければならなかったのか。そして誰の仕業だったのか。探っていくと、精神科医療を巡る深い闇が見えてくる。(共同通信=鷺森葵)

▽薬を投与され、失禁やふらつき、文字も書けなく…

病院に着いた江口さんは車いすに乗せられた。「必要な検査は受けなかった」という。「『酒を飲んで暴れるだろう、認知症だろう』って、まったく事実無根のことを言って責め立てるんです」
すぐに医療保護入院となった。この制度では、精神保健指定医1人が必要と判断し、家族の同意が得られれば本人の同意がなくても強制的に入院させられる。

入院に同意した家族は、遠くに離れて暮らす長男。江口さんとは金銭を巡ってトラブルになっていた。

江口さんは閉鎖病棟に入れられた。個室にあるのは簡易ベッドとトイレのみ。手の届かない高さに小さな窓があった。「(警察官時代に見た)刑務所のほうがきれいだった」。向精神薬を投与され、その副作用で物が二重に見える。失禁したり、ふらついたりした。文字も書けなくなった。

終わりの見えない入院生活に、江口さんは絶望した。

「今も苦しみが心の中に染みついている。思い出したくもない。病院には不信感しかない」
富子さんと次男が退院を求めたが、病院は認めない。

引用元: ・ある日突然4人の男に連れ去られ精神科へ強制入院、薬漬けの絶望…「医療保護入院」制度の闇 [582792952]

2: クラミジア(茸) [KR] 2025/12/16(火) 10:21:31.92 ID:3izxTDW80 BE:582792952-PLT(12000)
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「長男が同意しない限り、退院はさせられない」
 2人はなんとか長男を説得し、退院が実現した。入院は37日間に及んだ。

当時の苦しみを、江口さんは今も周囲に打ち明けることができない。「暗いことを話すと家内も暗くなるから、悲しくて仕方ないけど心の中にしまっている」

▽病院に300万円の賠償命令

退院後、江口さんは慰謝料を求め病院を訴えた。

今年5月の宇都宮地裁判決は、病院が必要な検査をすることなく「老年期認知症妄想型」と誤診したとして違法入院と認定。「違法に身体の自由を侵害した」と判断し、本来なら支払う必要がなかった診療費用のほか、デイサービスの経営継続を断念するなどの精神的苦痛も含め、病院に約300万円の支払いを命じた。判決はその後確定している。
病院は判決を受けてこうコメントしている。

「本件のような過誤がないよう研修等で徹底して行きたい」

しかし、どうしてこんなに恐ろしいことが日本で実行できたのか。

▽次々に浮かび上がった「闇」、恐怖の制度

実は裁判に至る過程で、深刻な問題点がいくつも浮かび上がっていた。まず、この医療保護入院制度自体の問題。そして宇都宮病院の過去、さらに救急車の問題だ。

江口さんの代理人、西前啓子弁護士は、制度の問題を指摘する。

「家族の問題や遺産相続、離婚問題で悪用される実態が少なからずあります」
厚生労働省の調査によると、2024年6月時点の精神科在院患者数は約25万人だった。そのうち医療保護入院は半数近い約12万人に上る。

精神保健福祉士の資格を持ち、精神科医療に詳しい相原啓介弁護士がまず指摘したのは、医師1人だけの判断で入院させてしまえる点だ。

「診断は医師の主観的要素も含まれるため、人によって判断が割れることが本質的にあり得ます。しかし、その判断をチェックする仕組みがありません。医師1人の判断で強制入院させられる構造的な問題が大きい」
人を強制的に入院させる制度としては、ほかに「措置入院」もある。ただ、これは自分や他人を傷つける恐れのある人が対象で、指定医2人以上の診断の一致に基づき、行政の権限で入院させる仕組みだ。厚労省の調査では措置入院患者は約1400人。

3: プロカバクター(ジパング) [FI] 2025/12/16(火) 10:21:33.97 ID:atblrmE/0
周りに迷惑かけまくってたんだろ
4: クラミジア(茸) [KR] 2025/12/16(火) 10:22:03.42 ID:3izxTDW80 BE:582792952-PLT(12000)
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相原弁護士によると、入院先も制限がある。「措置入院は国立・都道府県立精神科病院または指定病院に限られるため、ある程度『質』を担保できます」
 一方で、医療保護入院は民間でも受け入れ可能。常勤指定医がいれば病院の制限はない。

「日本の精神科病院は極端に民間の割合が多く、民間だと利益を優先する場面が発生します。医療保護入院は、行政処分を全く挟まないので、いきなり民間人が民間人を病院に閉じ込めることができる制度です」

相原弁護士は、医療保護入院制度を廃止すべきだと話している。

▽遠く離れた病院に連れて行かれた「真相」

次に浮かび上がったのは、「報徳会宇都宮病院」の問題だ。
なぜ江口さんは富山県内の病院ではなく、遠い報徳会宇都宮病院に運ばれたのか。以前、精神科病院の看護師だった富子さんはこう語る。

「恐ろしい宇都宮病院のこと知っとったから、あこ選ばれたのや。富山ならすぐ飛んで行けるけど、宇都宮ってどんだけ遠いかいね」
病院は1961年、石川文之進医師(100)が開設した。栃木県によると精神病床数は533床と大規模だ。

この病院は1980年代に注目されたことがある。看護助手ら複数人が、金属パイプやパイプいすを使い、患者2人に殴る蹴るの暴行を加え、うち1人は死亡。傷害致死罪に問われた。国際的に日本の精神医療が非難を浴びることになり、当時の精神衛生法が精神保健法に改正されることにつながった。

当時の確定判決は、病院の構造的な問題を指摘している。長くなるが一部引用する。

「1983年のピーク時には980名もの患者を収容する巨大病院にするとともに、徹底的に人件費の節減を図り、常勤医の数を極端に少なく抑え、無資格の看護人を積極的に雇い入れて、安い給与の下に有資格者同様の職務に従事させ、法定数をはるかに下回る恒常的な看護職員不足の状態を長年にわたって放置し、さらには患者に対しても作業療法の名目で配膳の仕事から看護人の手伝い、各種検査まで行わせていた」

「少数の医師、看護人によって多数の患者を収容する病院内の秩序を維持しなければならないため、看護人の間では患者に対し威圧的な態度で臨んでこれを押さえつけ、時には暴力もやむなしとの風潮が生まれ、石川院長もこれを黙認したばかりか、むしろ自ら範を示し、回診の際などは患者を蔑視するような言動が多く、病院批判をした患者を長期間保護室に入れたりしていた」
石川医師は、江口さんの入院にもかかわっていた。今年5月の宇都宮地裁判決によると、石川医師は精神保健指定医ではなく、医療保護入院に関する権限がないにもかかわらず、江口さんを「老年期認知症妄想型」と診断し、実質的に入院を決定していたと認定されている。

5: クラミジア(茸) [KR] 2025/12/16(火) 10:22:43.48 ID:3izxTDW80 BE:582792952-PLT(12000)
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▽「民間救急」のトラブル、国会でも取り上げられ
 最後の問題は、江口さんを強引に連れて行った民間の救急車。

判決では、江口さんとトラブルのあった長男が、民間救急に依頼していたことが明らかにされた。この会社「関東特殊」に取材を試みたが、「うちは関係ないでしょ、移送しただけ。家族に聞いて」とのみ答えた。
民間救急を巡っては、国会でも取り上げられたことがある。2001年3月、民間移送会社による人権侵害が多発しているとの質問主意書に対し、政府は次のような答弁書を閣議決定した。

「逮捕または監禁のような犯罪行為がなされてはいけないのは当然のことである。精神障害者を本人の同意なしに精神病院に入院させる場合には、精神保健指定医の診察が必須とされている」

精神医療が専門の長谷川利夫杏林大学教授は、江口さんのケースについてこう指摘する。

「医師の判断の前に連れて行くこと自体がおかしい。緊急時は地域の精神医療の在宅医療チームが駆け付けられるような体制の構築を目指すべきです」

長谷川教授は、強制的な入院制度自体も廃止すべきだと話す。

「精神障害がある人に対してだけ強制入院制度を設けること自体が、法の下の平等に反する。憲法違反の疑いが強いです」

▽気がかりな「恩人」の行方

江口さんや西前弁護士らは8月、厚労省を訪れ、要望書を提出した。求めたのは、入院に関わった医師3人を処分すること、抜き打ち調査を実施すること、宇都宮病院だけでなく、全国の精神科病院への監督権限を強化することだ。
医療保護入院の12万人の中には、ほかにも違法な強制入院があるかもしれない。西前弁護士は語る。「一度入院させられると、外部から遮断された環境で、薬の投与で思考能力や身体能力も衰えてくる。明るみに出にくいんです」

江口さんには、今も気になっていることがある。病院で一緒になった1人の患者のことだ。個室から4人部屋に移された後、富子さんに連絡が取れずに困っていた時、同室の男性がテレホンカードをくれた。「神様に感じたね。今どうしているのか。あんな風に入れられていたら、死んじゃう」

6: グロエオバクター(やわらか銀行) [US] 2025/12/16(火) 10:22:49.28 ID:q3t7mkJC0
みんな自分は正常だって言うんだよ…
7: ロドシクルス(大阪府) [US] 2025/12/16(火) 10:22:56.08 ID:9L3Cgjbe0
いやまず長男を離縁しろよw
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