【作家】「チラ見せ」「ラブホ密会」「性搾取」、「支持率下げてやる」に「全てを失った」…女性を巡る今年の言葉　北原みのり

2025/12/13/ 16:00　北原みのり

目次
1ページ
・「チラ見せ」＆「ラブホ密会」

2ページ
・「支持率下げてやる」
・「全てを失った」

3ページ
・「独身偽装は性搾取」
・そして、「戦後80年」

作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は高市外交と日本に根付く精神性のようなものについて。

【写真】時代に逆行？ 流行語大賞はこの人のあの言葉！

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　師走。

　今年の新語・流行語大賞は高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります／女性首相」だった。働き方改革を軽視するのか！？ という批判もあるが、ふざけた感じの野太い声で「働いて～働いて～働いて～働いて～働いて～まいります～」とモノマネする人（たいてい中小企業の経営者か個人事業主だ）を、私は何人か目の当たりにしている。それは高市首相の発言を肯定しているのではなく、そうしなければ立ちゆかない……という不安を笑い飛ばすかのような調子で。追いつめられた組織のトップは自分を追いつめ、寝ずに働き、悪循環にはまる。わかっていてもやめられない。この国のトップがそういう発言をするということは、日本がどれだけ追いつめられているかの表れなのだろう。

　ということで、追いつめられている2025年日本、「おんなの話はありがたい」読者に向けて「女性を巡る今年の言葉」を私なりに選んでみた。

（略）

※全文はソースで。↓
https://dot.asahi.com/articles/-/271734?page=1