県教育委員会は12月11日、後藤田知事が高校生を通じて、修学旅行先を韓国にするよう学校に働きかける事案があったことを明らかにしました。これは、11日に開かれた県議会文教厚生委員会で、真政会の岡佑樹議員の質問に県教委が答えました。
県教委によりますと、後藤田知事は徳島市内で行われたイベントで、「修学旅行は国内ではなく韓国へ」という趣旨の
発言をする自身の姿を高校生に動画で撮影させ、校長に見せるように依頼。
生徒は実際に、動画を校長に見せたということです。
岡議員は、この行動が韓国便を誘致している県として「利益誘導」に当たるのではないかと指摘しました。
また、修学旅行の行先は生徒らのアンケート結果などをもとに校長が決定することから、
知事の行為は権力者として不適切であり、教育に対する政治の不当介入だとも批判しました。
これに対し、県教委は「直ちに不当とは判断できないが、受け取り方によっては教育の中立性への影響も考えられる。
生徒との関わり方などは知事戦略局とも相談し、適切に対応したい」としました。
一方、岡議員は直接説明を求めたいとして、後藤田知事の委員会への参加を提案しましたが、採決の結果、賛成少数で否決されました。

引用元: ・徳島県知事「修学旅行は国内じゃなくて韓国に行こう」 高校に働きかけ [123322212]
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