ニッポン放送、WBCで侍ジャパン全試合を実況生中継 2006年の第１回から６大会連続

　ニッポン放送は１０日、来年３月の第６回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で、野球日本代表「侍ジャパン」の試合を全試合、地上波ラジオで実況生中継すると発表した。

　初戦となる３月６日の台湾戦から、７日の韓国戦、８日のオーストラリア戦、１０日のチェコ戦と１次リーグ４試合を生中継し、日本が１次リーグを突破すれば、米国で行う準々決勝（日本時間１５日）、準決勝（同１６日もしくは１７日）、決勝（同１８日）も日本が出場する試合は生中継する。

　来春のＷＢＣは米動画配信大手「Ｎｅｔｆｌｉｘ（ネットフリックス）」が日本国内で独占配信することになった。テレビでの地上波生中継はない中、ニッポン放送のラジオ中継ではオンタイムで聞くことができる。

　ニッポン放送はＷＢＣでは、２００６年の第１回大会から前回２３年の第５回大会まで全大会で実況生中継をしてきており、これで６大会連続、全大会で生中継が実現することになる。来年は放送開始から６０年を迎えるといい、「ニッポン放送ショウアップナイター」６０周年記念番組として、ドジャース・大谷翔平選手も出場する侍ジャパンの熱戦をお茶の間に届ける。