前田敦子「今は恋愛をする気がまったくない」 結婚・出産・離婚を経てたどり着いた「苦しみは過ぎ去っていくもの」という境地
日本を夢中にさせたアイドルグループ「AKB48」の絶対的なセンターとして活躍した前田敦子さん(34)。
グループ卒業後は、俳優としてドラマや舞台など様々な作品に出演する。芸能活動20周年を迎えた記念に撮影した写真集のテーマは「大人の恋」。結婚・出産・離婚と経験を重ねた前田さんが思う、恋愛へのコンプレックスや思いを聞いた。
――著名人の方にコンプレックスについてお聞きする連載なのですが、前田さんにコンプレックスはありますか。
いっぱいありますよ。見た目もそうだし、声もそうです。小さいころから、けっこうコンプレックスの塊だったかもしれません。周りと比較してというよりは、自分で自分のことをなかなか好きになれなかったんです。
可愛い人が好きで、なかでも自分とかけ離れている見た目の人を見ると、「きれいだなぁ」と思うことがよくあります。私はもともとそういうポテンシャルがあるわけではないので、だからこそ頑張ろうと思えたのかもしれません。
――頑張ろうと思えたのは、おいくつぐらいのときですか。
声でいえば、舞台に出るなかで少しずつとらえ方が変化したように思います。「NODA・MAP」(2021年)に出演したときに野田秀樹さんから、「あっちゃんの声が武器だ」と言っていただいたことは、素直にうれしかったです。それまで、どこか心のなかで「あまり好きになれないな」「もっと普通の声だったらいいのに」と思ってしまうところがありました。
自分が嫌だなと思っているものを誰かに認めてもらったときはうれしいですよね。その積み重ねかなと思います。もちろん今もクセのある声であることは変わりありません。でも、もう悩んではいないです。
――声にコンプレックスがある一方で、前田さんの声が好きだというファンの方も多いと思います。そのことはどう受け止めていましたか。
そう言っていただくことはうれしかったですよ。でもその一方で、自分のなかでは「こうだったらいいのに」があるんです。
中略
――今年34歳になり、芸能活動は20周年を迎えました。来年2月には、写真集の発売も予定します。30代の女性の「大人の恋」がテーマとのことですが、恋愛に対するコンプレックスや思うことはありますか。
今は恋愛に重きを置いていないというのが、正直なところです。昔からそうですが、恋愛と仕事を両立させることが苦手なんです。今は恋愛をする気がまったくないし、していません。そうなると、人ってその状態にだんだん慣れてしまうじゃないですか。今のままで心地よくなっているので、どうやって恋愛を始めればいいのかわからないんです。
もちろん一生一人でいたいとは思わないですけど、今のところ結婚に夢は見ていないので、今恋愛をする必要があるのかなと。子どももいるので、それで自分の人生が埋まっています。それに加えて仕事もあるし、どこに恋愛をする隙間があるんだろうって、日々葛藤していますね。
――大変なことがあったときに、誰かに寄りかかりたいと思うことはありますか。
もちろんありますけど、自分のなかで消化できている気がします。どんなに悲しいことがあっても、乗り越えられないことはないとも思っています。苦しみは過ぎ去っていくものだし、けっこう冷静にとらえていますね。
基本的にうじうじすることがないんです。目の前のことに精いっぱい生きているうちに、そうなったのかもしれません。過去のことを振り返ったり、「あのときに戻りたい」と思ったりすることもありません。
――反対に、5年後、10年後を描いたりはしますか。
それもないです。いつも、今この瞬間を生きています。「こうなりたいから頑張ろう」みたいなものも、ずっとないですね。
今あるお仕事を精いっぱい頑張ろうという思いはいつもありますが、先のことも過去のこともあまり考えないですね。そのときそのときをしっかり楽しもうと思っています。
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引用元: ・【芸能】前田敦子「今は恋愛をする気がまったくない」 結婚・出産・離婚を経てたどり着いた「苦しみは過ぎ去っていくもの」 [冬月記者★]
だからなんだよ
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