12/5(金) 20:06
集英社「ヤングジャンプ新人漫画大賞」の受賞作を巡り、ネット上で生成AIの使用を指摘する声が相次いでいる。漫画やイラストなどの芸術分野では、著作権侵害などの観点からAI技術の利用に慎重な声も根強く、「ヤングジャンプはAI使用OKなの?」「分かった上で受賞させてる」など、さまざまな臆測の声が上がっている。同賞の選考基準では生成AIに関する規定はあるのか。集英社に見解を聞いた。
物議を呼んでいるのは、今年9月に発表された「第36回ヤングジャンプ新人漫画大賞」で佳作を受賞した森永侮瑠戊ン(もりながぶるぼん)・作の漫画『御国の羽々斬様』。ほこらに祭られた神・羽々斬様が、他国からの侵攻にさらされた現代日本を守るというサイエンス・ファンタジーだ。週刊ヤングジャンプ公式サイトによると、受賞賞金は総額43万円。選考委員や編集部からは「非常に画力が高くサービス精神もあり、アクションにお色気と読者を飽きさせない」「プロ級の画力、アクションシーンとキャラ造形に感嘆」といった講評がつづられている。
先月下旬、SNS上で同作の生成AI使用を指摘する声が上がると、投稿は7000件を超えるリポスト、5.8万件もの“いいね”を集めるなど話題に。作中の戦闘機描写について、海上自衛隊ホームページに掲載されている写真からのトレースを指摘する声もあり、「思いっきりAIイラスト」「ヤングジャンプ新人賞はAI使用OKなのでしょうか?」「受賞させてしまうヤングジャンプ編集部の審美眼に疑問を感じる」「たぶん生成AIと分かった上で受賞させたんだろうな」など、選考基準や受賞理由について疑問の声が多数寄せられている。
ENCOUNTは先月27日、集英社に「同作のAI使用疑惑についての事実関係」「応募要項や選考基準にAIに関する規定はあるのか」を問い合わせ。集英社広報部は回答期限の5日、一連の質問に対し「応募要項や選考基準は非公表で、いただいたご質問にはお答えできません」と回答している。
引用元: ・ヤングジャンプ新人漫画大賞受賞作が「思いっきりAIイラスト」ネットの指摘が物議 集英社は「お答えできない」 [muffin★]
それを手書きかAIかの問題はあるがどうしようもない
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