政権発足直後は、言葉通り「午前3時出勤」も話題になった首相だったが、首相番記者の取材でその後の“変化”も見えてきた。
■首相「流行語大賞」を受賞 Xでは「ガラスの壁」警戒も
「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれ、首相自らが授賞式に出席した。
高市首相は受賞スピーチで当時の心境を振り返り、「働いて」を5回繰り返したのは「その場の雰囲気で」、と明かす場面もあった。
受賞後、首相は自身のXで「女性首相」という言葉に関連して「『ガラスの天井』の先には『ガラスの崖』もある」と指摘した上で、こう続けた。
「組織の危機、いわば失敗しやすい時に、女性がリーダーにつきやすいとされる現象です。そして、実際に失敗すると『だから女性は向いていない』という偏見に繋がるとも言われています。こんな言葉を一掃すべく、懸命に働き結果を出してまいります」
高い支持率が続く一方、今後の政権運営で「ガラスの崖から落ちる」(=短命政権で終わる)ことがないよう、気を引き締めているようにも聞こえた。
■首相の「午前3時出勤」その後 番記者が見た“2つの変化”
「働いて、働いて…」を有言実行?とも言われたのが、高市首相の「午前3時出勤」(11月7日)。
初めての衆院予算委員会の答弁に万全を期すための、“超早朝出勤”だった(政府関係者)。
「スタッフが用意した答弁案を、首相自ら赤ペンで、紙が真っ赤になるまで修正する」(首相周辺)ほど、首相は自らの言葉にこだわり、答弁を徹底的に直す場面もあったという。
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