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エイベックス松浦会長、浜崎あゆみの中国公演が中止…「中止になると分かっていてなぜやった?」に回答
[ 2025年12月1日 21:13 ]
「エイベックス」の松浦勝人会長(61)が1日に自身のX(旧ツイッター)を更新。歌手・浜崎あゆみ(47)の中国・上海公演が中止となった件について言及した。
浜崎が11月29日に開催を予定していた上海公演が急きょ中止に。28日にはインスタグラムを通じて「上海公演に関しまして、非常に苦しいお知らせをしなければならない事をお許し下さい。私達は、これまでの公演と同じように日本と中国のクルー総勢200名で協力し合い、五日間かけて上海のステージを本日組み終えましたが、午前に急遽公演中止の要請を受けました」と発表していた。
この件について、ユーザーから「中止になると分かっていてなぜやった?」といった質問が寄せられた。
松浦氏はこれに「現地イベンターには『やる』と言われ、当日は当局から突然の“有無を言わせぬ中止”」と想定外の事態であったと明かしていた。
スポニチアネックス取材班
引用元: ・エイベックス松浦社長 「現地イベンターは「やる!」当局が「やめろ!」とこういうことです」 [789920621]
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
相次ぐ中止の裏で予定通り行われたイベントもある。浜崎あゆみのコンサートが予定されていた11月29日、歌手・BENI(39)が広州公演「BENI Premium Live in Guangzhou」を無事開催し、満員の観客の前でパフォーマンスを成功させた。
ほか、11月30日には日本のロックバイオリニスト・Ayasa(34)の北京公演や、サウンドディレクター・西原健一郎(47)の中国ツアーも3公演中2公演が無事に開催された。さる国際ジャーナリストは「中国は広いため、”北京”の影響が及びにくい地域もあります」と指摘する。
「広州は中国では”南方(ナンファン)”にある大きな都市ですが、北京に本部がある中国共産党の統制力が北京、上海よりは及びにくい。独自に判断が働いたのではないか。SNSでは”広州は独立するのか?”といった声も聞かれます。実際、西原さんのツアーの場合は、直轄市の上海に近い杭州の公演(28日)のみが中止になり、広東省の深セン(29日)と広州(30日)公演は予定通り開催となりました。
また、 Ayasaさんのケースでは、コンサートは演奏中心でメッセージ性がそこまでないため、北京でも即座に中止という判断にはならなかったのではないでしょうか。浜崎あゆみさんや大槻マキさんはJ-POPやアニメソングなど日本カルチャーの色が濃く、メッセージ性も強いため、上海当局もそういった判断を下したのでしょう」