ニューヨーク中心部のマンハッタンにある米百貨店大手メイシーズ。衣料品やアクセサリー、玩具などの売り場に「50%オフ」の割引表示が掲げられていた。有名ブランドの靴を物色していた会社員男性(29)は「少しでも安く手に入れたいのでふだんは節約して今日まで我慢した」と話す。
米アウトドア用品ブランド、LLビーンのスティーブン・スミスCEO(最高経営責任者)は28日の米CNBCのインタビューで「消費者は外食や衣類などに使うお金に余裕がなくなり、ストレスにさらされている」と話した。企業側もトランプ政権の高関税政策で海外からの仕入れ価格が上がり、大幅な値下げが難しくなっているという。
オンライン金融サービスを手がける米レンディングツリーによると、関税の引き上げにより消費者と小売業者が年末商戦で負担する追加コストは406億ドルに上る可能性がある。
トランプ大統領は11月に入ってからコーヒー豆など幅広い輸入食品を「相互関税」の対象から除外したほか、関税収入を財源に国民1人あたり2000ドル支給する方針を表明した。物価高に対する国民の不満を和らげるため、躍起になっている。
読売新聞 2025/11/29 19:05
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20251129-OYT1T50083/
引用元: ・アメリカの年末商戦本格化、売上高初の1兆ドル超予測…中間層は節約志向強まる [蚤の市★]
関税の収入って輸入した方が払うんだろ?