龍宝正峰社長は「今年はオールドメディアが流行語対象の候補になりました」と切り出し、「これをネガティブに捉えるのではなく、古くからの信頼をベースにして、新しい技術や環境に対応した安心安全なメディアとしての責任を果たすべく、ポジティブな言葉に切り替えたい」と強調した。
続けて同局の報道番組「報道特集」において、SNS上で取材者やスタッフ、出演者個人に対する根拠のない誹謗中傷や侮辱、プライバシーに属する画像や情報を無断で公開するといった著しい人権侵害行為が頻発していることについて、
「会社で働く社員の安心・安全を守ることも重要と考えています。関係する社員の安全への対応はしっかりとさせていただいている」と伝えた。
番組への誹謗中傷、自身への殺害予告…TBS『報道特集』元編集長がそれでも「調査報道」を続けた理由
https://gendai.media/articles/-/153918
私個人に対しては、在日韓国人であることに対するヘイトのコメントの他、殺害予告のメールも来ました。
曺琴袖 プロフィール
1970年、京都府生まれ。1995年、早稲田大学法学部卒業後、TBSテレビに入社。報道局外信部、ニューヨーク支局記者、『報道特集』ディレクター、『あさチャン!』『ひるおび!』のプロデューサーを経て、2020年7月より『報道特集』の編集長に就任。2025年7月より情報制作局長に就任予定。