この影響は他社にも及びました。
アサヒに代わる商品として注文が急増したため、自社主力商品の安定供給を優先。
一部商品を出荷停止に踏み切る企業も出たほどです。
かつて圧倒的首位だったキリンホールディングス(以下、キリン)を追い抜き、国内ビールシェア1位を獲得したアサヒ。
アサヒがキリンを抜いて約30年。
キリンは一度もトップの座を奪還できていないどころか、両社の売上高や連結総資産額には大きな差が広がっています。
そんな中で発生した、今回のアサヒへのサイバー攻撃。
本記事では、アサヒとキリンの財務諸表や事業展開から、なぜアサヒが躍進したのかを振り返りつつ、今回のサイバー攻撃によってこの構図が変わる可能性について考察します。
決算書が示す、圧倒的な利益率の差
両社の財務諸表を比較すると、アサヒとキリンの差は一目瞭然です。
特にアサヒは、積極的な海外展開が業績を引っ張っており、ここ数年は売上高・営業利益ともにキリンを上回っています。
中でも顕著なのが、営業利益率の安定性です。
アサヒはほぼ常に8%以上の営業利益率を維持しているのに対し、キリンは年度ごとの変動が大きく、業績のボラティリティ(変動幅)が高い傾向にあります。
この理由は、セグメント別利益率に目を向けると見えてきます。
キリンはセグメントごとの利益率では比較的安定しており、数字そのものは決して悪くありません。
ところが、それを連結営業利益率に換算すると大きな差が生じます。
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引用元: ・【ビール】「アサヒとキリン」どこで差がついたのか? 数字が語る両社の選択