https://www.mbs.jp/news/kansainews/20251120/GE00069826.shtml
MBS11/20 18:45
関西からまたひとつ、女子大学が姿を消します。京都華頂大学・華頂短期大学(いずれも京都市東山区)の運営法人は11月20日、両大学について、今年度に実施する入学試験を最後に学生募集を停止することを発表しました。
来年4月に入学する学生らが卒業する段階で閉学されることになります。
華頂短期大学は1953年に設立され、その後、女性の四年制大学への進学志向の高まりを受ける形で、京都華頂大学が2011年に開学されました。
しかし、少子化や女性の共学大学への進学志向の高まりなどの影響で、定員割れが続き、京都華頂大学の今年度の入学者数は108人と、定員180人の6割でした。
運営法人である「学校法人佛教教育学園」は、持続的な学校運営が困難だと判断したということです。
同法人は共学の佛教大学も運営していて、学部学科の重複などから、共学化の選択は困難だったとしています。
「学生募集停止」の一報は20日正午ごろ、学生に伝えられたといいますが、学生の反応について京都華頂大学・華頂短期大学の中野正明学長は記者会見でこう述べました。
「(学生は)学校のことが好きで、なくなってしまうことは残念で仕方ないと言う」
「こんなに本学のことを愛しているんだとを認識できて、励まされる思いだと伝えた」
両大学は、来年度の入学生が卒業する段階で閉学となります。
引用元: ・また1つ女子大学が姿消すことに 京都華頂大学・華頂短期大学が今年度実施の入試を最後に学生募集停止 [七波羅探題★]