
濱田洋平 2025年11月14日 金曜 午後6:51
韓国でADHD(注意欠如・多動症)の治療薬が“勉強に集中できる薬”として乱用され、問題となっている。
19歳以下の未成年への処方は過去5年間で2倍超に増え、現場の薬剤師は「4割ほどは正確な診断なしで処方されている」と指摘する。
過酷な受験競争で知られる韓国で何が起きているのか。受験生の保護者や、現役の薬剤師が、FNNの取材に乱用の実態を明らかにした。行き過ぎた教育熱の現状に迫る。
約55万人が挑む“過酷な受験競争”
11月13日、韓国で「大学修学能力試験」(日本の大学入学共通テストに相当)が行われた。
毎年、この日は官公庁や企業が出勤時間を遅らせ、英語のリスニング試験中は航空機の離着陸を止めるなど、国を挙げて受験生を応援する。
今年は55万人余りが受験し、7年ぶりの多さとなった。一方で、医学部の定員は減っていて、韓国の聯合ニュースは「競争が一層厳しくなる」と伝えている。
引用元: ・受験のためにコンサータ・モディオダール・ビバンセを求める親が殺到 診断なしの処方も横行 [618719777]
ソウル市内の試験会場では、朝7時過ぎから警察が交通整理を行う中、続々と会場に入っていく受験生の姿が見られた。5浪目の男性も…
お受験ドラマの舞台として日本でも有名になった「SKY」と呼ばれる3つの名門大学、ソウル大学(Seoul National University)、高麗大学(Korea University)、延世(ヨンセ)大学(Yonsei University)のうち、延世大学を志望する男性は、「今、5浪目です。今年が最後と決めているので緊張もするけど、やっと終わるという気持ちもあります」と語った。
過酷な受験競争からまもなく抜け出せることへの安堵感をのぞかせていた。
ちなみに僕が受験生だった頃は、受験番号が11262で「いい二浪に」と読めるなぁと思ったりしたもんでした
(幸い合格した)