中国で海上警備を担う中国海警局(海警)は16日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)でパトロール活動を同日実施したと発表した。
海警は尖閣諸島周辺での活動について全てを発表しているわけではない。
高市早苗首相が台湾有事は「存立危機事態」になり得ると国会答弁したことへの反発を中国政府は強めており、このタイミングでパトロール実施を発表することで、対日圧力を増していると国内外に示す狙いがあるとみられる。
海警は、公式SNSで「釣魚島(尖閣諸島の中国側名称)の領海内」でパトロール活動を行ったと発表した。
「法に照らして実施した合法的な権利」だと主張した。
発表は高市首相の発言には触れていない。
中国政府は日本に対するさまざまな措置を準備しているもようだ。
中国国営中央テレビ系のSNSアカウント「玉淵譚天」は15日、中国側が対抗措置を既に準備し終えたとの見方を示した。
「中国は台湾問題での対抗措置において豊富な経験を積み重ねている」とも強調した。
中国政府は14日、国民に対して日本への渡航を控えるよう注意喚起を行ったが、日本側の出方に応じてさらなる措置を打ち出す構えだ。
つづきはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/34d503221dba1c93bef588ea6ac5f4bd179b4f46
引用元: ・【SNS】中国海警局、尖閣諸島で「パトロール実施」と発表 高市首相発言への圧力強化アピールか