山梨県内でクリーニング業を営む「オスカー」(甲斐市)が、県内の全42店を閉店することが7日わかった。
今月16日の営業を最後に閉店する予定で、現在はクリーニングの新規受け付けは停止し、衣類の返却だけを行っている。
オスカーはピンク色のペンギンのロゴマークで親しまれており、15の直営店、27のフランチャイズ店を展開している。
同社によると、全店舗で4日に新規受け付けを停止した。閉店日は早まる可能性があり、閉店後は衣類の返却ができないこともあるため、早めの受け取りを呼びかけている。
閉店の理由や今後の運営について担当者は「答えられる人がいないため回答できない」と話した。
同社は1963年に設立。通常の衣類のクリーニングのほか、靴やバッグなどの特殊なクリーニングなども手がけている。
84年から2代目の加藤英雄氏が社長に就任していたが、先月22日に死去したという。
7日に甲府市内の店舗で衣類を引き取った同市善光寺の男性(80)は、「店員の方が話しやすく、数十年通っている。閉店すると聞いて残念に思う。他のクリーニング店を探さないと」と話した。
同社はホームページ上のお知らせで、「皆様にはご迷惑をおかけ致しますことを深くお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d29733c817c62cf76fd89a82747500c912f3d18
引用元: ・クリーニング「オスカー」、山梨県内の全42店閉店へ…16日が最後の営業「早めの引き取りを」 [567637504]