ソウル市冠岳区によると、今年に入って10月までに冠岳区が捕獲した野良犬は63匹。2023年には46匹、24年には56匹を捕獲した。
先月27日にもソウル大の学生寮近くに野良犬6匹が現れた。ソウル大側は、冠岳区に支援を要請し、出動した専門家が麻酔銃を撃って野良犬を捕獲した。
ソウル大は2017年から、野良犬が頻繁に目撃される学生寮や教授会館など8カ所に捕獲用のわなを設置してきた。冠岳区も22年から専門家や獣医師ら5人からなる「野良犬安全捕獲団」を立ち上げて運営しているが、学生たちは相次ぐ野良犬の出没に不安を訴えている。
ソウル大に通うパクさん(22)は「1週間前に学生寮の近くで野良犬3-4匹が群れを成して歩いているのを見た」「野良犬に出くわした後、学生寮まで帰るのがとても怖かった」と話した。
ソウル大の学生用のSNSでは、野良犬と遭遇したときの対処法もシェアされている。「手に持っている飲食物は捨てること」「振り返らないこと」などだ。
冠岳区の関係者は「野良犬は人間を攻撃することはあまりないが、飼い犬の方を攻撃するケースがある」「飼い犬との散歩は気を付けてほしい。また、餌を与えるのは控えてほしい」と呼び掛けた。
キム・ヘミン記者
朝鮮日報 2025/11/10 08:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/11/08/2025110880004.html
引用元: ・【韓国】ソウル大キャンパスに野良犬の群れ [11/10] [ばーど★]