コロナ禍以降、日本メーカーの出展が激減し、今回まともなブースを設けていたのはパナソニックとシャープだけだった。
代わって見本市の主役を務めていたのが韓国や中国、トルコなどの家電メーカーで、テレビの映像表示技術や生成AI関連の製品やサービスに関心が集まった。
現地を取材したIT分野の調査・コンサルティング会社、MM総研の関口和一代表取締役所長がレポートする。
現地の状況から見えた日本メーカーの「落日」
「2024年はQLEDテレビを発表し、今年はMini(ミニ)LEDを発売した。これからはMicro(マイクロ)LEDに力を注ぐ」。
コロナ禍でIFAへの出展をしばらく取りやめていたシャープは2025年、映像配信サービスの英skyや米TiVo(ティーボ)、それにヤマハとの共同で記者会見を実施。
久しぶりにシャープの映像技術戦略をアピールした。
説明に立った同社ドイツ法人のサーシャ・ランゲ販売担当副社長は液晶テレビのMiniLEDやOLED(有機EL)とも異なる新しい映像表示技術「MicroLED」を採用した136インチの大型テレビを発表し、「映像技術のシャープ」を改めて記者団に訴えた。
「並外れたテレビ」が新たなキャッチフレーズに
映像配信技術についてもTiVoと共同で視聴者が自由に映像コンテンツを選べる新しいスマートテレビ用の基本ソフト(OS)を開発したことを発表した。
米NetflixやDisneyといった動画配信プラットフォームにとらわれることなく、視聴者が見たい番組や映画などをさまざまな映像チャンネルから自由に検索し、簡単に表示できるシステムを紹介した。
新しいOSは「Extraordinary TV(並外れたテレビ)」をキャッチフレーズに世界40カ国25放送チャンネル、50映像配信サービスに対応し、16カ国語で使えることから、すでに月間400万人の利用者を獲得したという。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/bc2c1d42236b6ec21fcdcb50549bd90ec7dbcda3
引用元: ・【国際】欧州家電市場から脱落する日本メーカー──主役は韓国・中国製に
安易に近道を選んだ人間は必ず失敗するんだよ
いらん機能増やしてどんどん脆弱になってきたし
機能美捨てて使い難くしたり