赤井英和の人生を変えた笑福亭鶴瓶の言葉「お前の人生おもろいから本に書いたらどうや」
俳優の赤井英和が7日配信の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(ABEMA)に出演した。
赤井はボクシングの試合中のケガで意識不明で病院に搬送され、急性硬膜下血腫脳挫傷で生存率は20%、術後生存率は50%と診断された。数日後、医師から「手術は成功しましたが、もうボクシングはできません」と宣告された。
未だに試合の記憶はなく「プロで21回、アマチュアで56回試合をやってきて全部覚えてる。あの試合だけは全然覚えてない」と語った。
医師に相談すると「潜在的に嫌だったことを無意識のうちに忘れようとしている。ふと思い出すことがあるから心配しなくていい」と言われたという。
ドクターストップがかかり、当時25歳だった赤井は「将来のことを考えることがないような空白みたいな日が続いていた」と目標を失った。そんな中、ある人物の言葉が赤井の人生を変えることになった。
高校の先輩である笑福亭鶴瓶から「お前の人生おもろいから本に書いたらどうや」と助言された。そして出版されたのが赤井の自叙伝「どついたるねん」。
その後、阪本順治監督によって映画化され、映画の中で赤井は主役を務め俳優デビューした。低予算ながら映画は異例のヒットを飛ばし、赤井は映画新人賞を総ナメにした。
現在、俳優として活躍する赤井は「色んな人生があるけど前向かなアカン。コケるにしても前にコケなアカン。色んな失敗あったけど、私の場合は前にコケてきました。また這い上がるという気持ちを持つということが大切」と教訓を語った。
引用元: ・【芸能】赤井英和の人生を変えた笑福亭鶴瓶の言葉 「お前の人生おもろいから本に書いたらどうや」 [冬月記者★]