不正について問うと、言葉少なにつぶやいた。「こんなになっちゃって、残念です」「責任は大きいですよ、トップだったんだから」
10月下旬に再訪した。インターホン越しに「何も申し上げられない」と言うだけだった。
いわき信用組合元会長の江尻次郎(77)。昨年11月に辞任するまで20年にわたり、理事長や会長として、役職員約180人の地域の金融機関で実権を握ってきた。
記者の再訪の数日後。自ら現金を手渡すなど、反社会的勢力に巨額の資金提供をしていたことが明るみに出ることになった。
信組の特別調査委員会の報告書や関係者への取材で経緯をたどる。
始まりは1990年代。バブルがはじけた時期だった。
信組には、暴力団関係者と親交のある理事がいた。94年ごろ、右翼団体が信組本部や幹部宅前で「暴力団関係者との癒着」を激しく糾弾する街宣活動を繰り返すようになった。
止まらぬ右翼の街宣 現れた「仲介役」の男性
対応に悩む信組に、融資先の…(以下有料版で,残り1170文字 )
朝日新聞 2025年11月8日 7時00分
https://www.asahi.com/articles/ASTC733PSTC7UTIL007M.html?iref=comtop_7_01
引用元: ・【いわき信組】「これで最後だからな」公園の駐車場、理事長は現金1億円を手渡した [蚤の市★]
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