「不本意な形で広まり、残念だ」。北九州市の永井佑市議(35)は困惑気味に話した。永井市議は2月、同市教育委員会が1日だけ実施した「にこにこ給食」について、自身のSNSに「食物アレルギーに配慮し、ムスリム(イスラム教徒)など宗教にも配慮した給食が実施されるようです」と投稿した。
にこにこ給食は、多くの児童・生徒が同じ献立を食べられるように、食物アレルギーの原因となる食材28品目を除去する取り組み。豚肉も除去対象で、結果としてムスリムも食べられる献立になっていた。
ネット上に残る永井市議の投稿が突如「炎上」したのは、半年以上過ぎた9月中旬。ネット上の様々な情報と結びつけられ、「北九州市でムスリムに対応した給食が始まった」という誤情報が拡散した。SNSには「ムスリム配慮はいらない。ここは日本」「売国奴」など多数の抗議コメントが次々と書き込まれた。
市には同19日以降、電話やメールで1000件以上の抗議が寄せられ、市教委は同24日に開いた記者会見で「ムスリムに特化した給食の提供を決定した事実はない」と否定した。その後、抗議は減ったものの、「宗教よりアレルギーに配慮しろ」などの意見が断続的に届いているという。
読売新聞 2025/11/07 10:00
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251107-OYT1T50022/
引用元: ・半年前の投稿が突如「炎上」、排外的なデマがみるみるうちに拡散…対応に苦慮する自治体 [おっさん友の会★]
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