6日の理事会で決定した。鈴木憲和農相に近く要請する。JA側は放出目的があいまいになっていることに懸念を抱いており、「価格急騰」を理由にした放出には今後反対する構えだ。
要請書には政府が制度化を検討しているコメの民間備蓄に合わせ、官民の役割分担について考え方を記載。政府備蓄については「価格急騰への対応とせず、大きな不作などへの備えとして目的を明確化する」ことを求めた。「主食用米などの需給や価格に影響を与えないような運用・放出ルール」の検討も提起する。
鈴木農相も、今後の備蓄米の放出について「量が足りないときはしっかりと出す。量が足りていれば出さない」との方針を示しており、価格高騰を理由にした放出は今後しない考えを示している。
ただコメ不足で生じた米価高騰が再び起きた場合、価格抑制を目的にした安値での放出ができなくなると、消費者の不満が高まる恐れもある。
このほかJA全中は、放出によって大幅に減った備蓄米の買い入れ(買い戻し)について政府に「適正な価格」の設定を求める。供給過剰でコメ価格が暴落した場合でも、農家の生産コストを下回らない価格帯を求めるとみられる。現在100万トン程度を適正としている備蓄水準についても「100万トン以上の確保」を要求する。【中津川甫】
毎日新聞 2025/11/7 05:00(最終更新 11/7 05:00)
https://mainichi.jp/articles/20251106/k00/00m/020/429000c
引用元: ・政府備蓄米、価格影響与えぬ放出ルールを政府に要請へ JA全中 [蚤の市★]
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