毎月勤労統計調査(5人以上の事業所)の6〜8月の調査のうち、賞与として支給した給与を集計した。平均額は01年以来の高水準となった。賞与を出した事業所は調査対象全体の73.4%に上り、前年より0.4ポイント上昇した。
夏季賞与の前年からの伸び率を企業規模別で見ると、従業員5〜29人の事業所は最も小さく0.2%にとどまった。金額は28万3954円だった。1000人以上は5.4%と最も大きく、金額は85万8476円だった。増加率の差は24年の3.9ポイントから5.2ポイントに広がった。
明治安田総合研究所の藤田敬史氏は「大企業には余力があるが、中小企業では人件費の割合が高まっており、賃上げの原資に余裕がない」と指摘する。
産業別では全16のうち10業種で平均額が前年を上回った。伸び率は鉱業・採石が16.0%と最も高く、建設業の9.3%、製造業の7.4%が続いた。
残りのうち1業種は横ばい、5業種は前年を下回った。下げ幅は生活関連サービスの6.9%、運輸・郵便の2.5%が大きかった。24年は不動産・物品賃貸と学術研究の2業種がマイナスだった。
日本経済新聞 2025年11月6日 14:05
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0571W0V01C25A1000000/
引用元: ・今夏ボーナス42万円、前年比2.9%増 大小企業間の格差大きく [蚤の市★]
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