AERA with Kids+
クマの出没が全国で相次ぎ、山間部だけでなく市街地でも目撃情報が相次いでいます。登下校や外遊びに不安を抱く家庭も増え、保護者の間では「子どもをどう守るか」が切実な課題になっています。クマ鈴を持たせたり、車で送迎したりと、それぞれの家庭ができる対策を模索する一方で、情報の多さに戸惑いや不安を募らせる声もあります。クマが遠い存在ではなくなったいま、家庭でできる備えとは――。
■外に出るのが怖い クマ出没がもたらす育児の負担
「クマうつになりそうです」。クマが多数出没している岩手県北上市で、3歳の娘を育てる女性(30)は、2カ月ほど前から庭先の外遊びも控えています。「外に出るのが怖くて、気持ちがふさぎ込むことがあります。不安から夫との口げんかも増えてしまった」と打ち明けます。
近くでクマによる人的被害が出たこともあり、玄関から車までの2~3メートルさえも緊張は高まります。
「玄関や車のドアを開ける前に近くにいないか確認し、スマホでラジオを流しながら子どもを抱えて移動します。ゴミ出しは怖いので夫に行ってもらっています。毎日びくびくしていて、家の中にいても怖いです」
娘は外で遊びたい盛り。家族で楽しんできたキャンプもこの夏から行けていません。今は週1回程度、車で1~2時間かけて都市部の安心できる公園へ通っています。
「娘は外で遊べると思って、玄関で靴を履いて待っていることもあるんです。『クマが出て怖いからお外はやめようね』と説得しますが、娘なりにストレスを感じているようです。保育園以外の平日は家で過ごすしかなく、ママ友の行き来も減りました。コロナ禍のようです」
テレビもSNSも毎日クマの情報ばかり。「最近はずっとクマのことを考えてしまう。クマの情報ばかり見すぎると精神的によくなさそうなので、遠ざけようかなと思っています」
■市街地でも登下校に不安 「娘のランドセルにクマ鈴」
仙台市の市街地で暮らす30代の女性は、10月下旬、小学4年生の娘がランドセルにつけるためのクマ鈴を購入しました。学区内でクマの出没情報があり、登下校が心配になったからです。
できず“クマうつ”になりそう」
続きはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c7f33211fdb8ea8b618e6ecd684aed5ebf11979
引用元: ・【岩手】北上市の母親「子どもと外遊びもできず“クマうつ”になりそう」 相次ぐクマ出没、親たちの悲痛な声 [nita★]
社会福祉やインフラ維持の費用が圧縮されて村5つ分でタワマン1棟くらい建てられるだろ