https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/295df0f8a67df5ec6017cc4d10e660423b34c335
5日、衆議院本会議の代表質問において、公明党の斉藤鉄夫代表が議員定数削減について高市早苗総理に質問した。
斉藤代表は冒頭「私たち公明党は、政治改革への揺るぎない決意のもと、原点に立ち返り、野党として新出発した。1999年以来、連立政権を担ってきた自由民主党の皆様とは、ある時は共に野党として苦難を一緒に乗り越えてきた。次々と直面する内政・外交の重要課題に一歩も引くことなく、両党の考え方に違いはあっても、政治の安定と国民のために、一つひとつの政策課題に責任を持って合意を見出し、多くの政策実現を果たすこともできた。改めて、この間の自由民主党の皆様のご協力に対し、心から感謝申し上げます」として高市総理に頭を下げ、「今後、私たちは、是々非々の立場で、国民生活向上につながる予算や法律・政策の実現には協力し、一方で、懸念のある政策には我々の考え方を示し、建設的な議論をする」と述べた。
自民と日本維新の会が合意した「今国会での衆議院議員定数1割削減」について斉藤代表は「公明党は定数削減の議論には反対しない」とした上で「しかし、現在の衆議院の定数は、現行の選挙制度を導入した際、民意を集約する小選挙区と幅広い民意を反映する比例区のバランスが大きな議論となり、最終的に3対2の割合を決めた経緯がある。定数を削減するならば、この理念・比率を守るべきだ」と訴えた。
さらに斉藤代表は「『比例区のみの削減』という声も聞くが、それは多様性を排除し、『少数の民意は切り捨てても構わない』という考えで、民主主義の破壊にほかなりません。そもそも、選挙制度の改正は民主主義の根幹に関わることであり、選挙制度協議会において与野党で丁寧な意見交換を続けている重たい課題だ。政治活動の共通のルールだから、当然のことながら、政権与党だけで決めるのではなく、各党の幅広い合意が必要だと考える」とした。
これに高市早苗総理は「まず、自民党総裁として26年の長きにわたり共に歩んでくださった公明党の皆様に心より感謝を申し上げます」と頭を下げた。
衆議院の議員定数の削減については「先般、自民党と日本維新の会との間で『1割を目標に衆議院議員定数を削減するため、令和7年臨時国会において議員立法案を提出し、成立を目指す』との内容の合意書を交わした。議員提出の具体的な削減案の策定及びその実現に向けては、できるだけ幅広い賛同を得ることが重要だ。今後、与党内での検討とともに、各党各会派と真摯な議論を重ねていきたいと考えている」と答えた。
引用元: ・公明・斉藤代表「比例区のみ削減は民主主義の破壊にほかなりません」 [662593167]
それでいいよ
比例いらないよ