海外からの観光客らでにぎわう嵐山。名所「竹林の小径(こみち)」近くで10月25日、子グマの目撃情報があった。右京区の嵯峨野や太秦付近では24~28日にかけて8件の通報が。観光で東京都から訪れた駒田るみ子さん(66)は「クマが出るかなと思い、登山で使うクマよけの鈴を念のため持ってきました」。
嵐山にほど近い右京区の大仙寺では、近くで目撃情報があり、門前に「熊出没注意」と貼り紙をした。寺の元住職、松蔭聞昭さん(80)は「知らずに来る人も多いから、少しでも気をつけてもらえれば」と話す。一方で、「クマが出た出たと言いすぎると、お参りに来る人が心配する。収束してくれたらええんですけど……」。
府によると、クマの目撃情報や「足跡を見た」などの通報をまとめた「出没件数」は、今年4月から10月で計932件。過去2番目に多かった昨年度(1909件)ほどではないが、住宅地や観光地周辺からの通報が目立つ。嵐山周辺について府の担当者は「裏山は丹波地域に連なり、クマがいてもおかしくない」とする。
今年は、「域外」とみられてきた地域での目撃があるのも特徴だ。(以下ソースで)
朝日新聞 2025年11月5日 12時00分
https://www.asahi.com/articles/ASTC43RGKTC4PLZB00HM.html?ref=tw_asahi
引用元: ・嵐山周辺にもクマ 府内各地注意呼びかけ 「域外」初の出没も [蚤の市★]