警察の取り調べに対し「母親が旧統一教会に献金して家庭がめちゃくちゃになった」と供述していた山上被告。
山上被告の母親は、事件後も旧統一教会への信仰を続けています。裁判を前にその母親がMBSの取材に応じ、胸中を語りました。
旧統一教会への「解散命令」めぐる審理続く 現役信者は「解散するんだって解散しないんだって、信仰には関係ない」
(中略)
2023年2月から大阪拘置所にいる山上被告への面会者は、4人の担当弁護士と一部の親族などに限られています。裁判を前にMBSも複数回にわたって接見を試みましたが、いずれも拒否されました。
弁護士によると、手紙のほか衣類や食料品・現金・本などの差し入れが、今も絶えず届いているということです。山上被告は手紙や差し入れについて感謝の言葉を述べつつ、「直接返事もできず申し訳なく思う」などと話していたといいます。
事件後の旧統一教会をめぐる動きについては…
(山上被告)「現在の状況を引き起こすとは、思っていなかった。事件を起こしたことが2世信者の人にとって良かったのか、悪かったのか、分からない。新聞などを読んでいて、旧統一教会問題の解決の難しさを感じます」
(中略)
(山上被告の母親)「あの子の心の本当は、多分それじゃないと思います。なんというか、愛の問題だと思う。家族での愛の問題。申し訳ないと思っていますよ。私が母親じゃなかったら、ここまで追い詰めなかったのになと思いますよ」
母親に山上被告に「会いたいか?」と尋ねると、ひとこと「会いたいです」とだけ口にしました。
そして、事件の後、旧統一教会への信仰心が「より強くなった」と話し始めました。
―――「ずっと信仰してこられたにもかかわらず、事件が起きました。信仰が報われなかったとは、思いませんでしたか?」
(山上被告の母親)「宗教自体がそうですけど、何か起こったことに対して、常に自分を振り返るというかね。なぜかっていうのは、自分に原因があるってみていくので」
―――「息子さんが事件を起こしたことも、お母さんに原因が?」
(山上被告の母親)「そうですね」
―――「元総理が亡くなられたことに対しては?」
(山上被告の母親)「申し訳ないと思っています」
―――「お母さんに原因があるとお考えですか?」
(山上被告の母親)「そうですね、私が原因だと思っています」
MBS
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2025/11/108665.shtml
引用元: ・息子が安倍元総理を銃撃…山上被告の母親が自責の念明かす「献金だけでなく家族の愛の問題」一方強まった統一教会への信仰心 [おっさん友の会★]
原因だと思っているけど改める気はないと