自民党の高市早苗氏が首相に就任し、日本の憲政史上初めて「女性の総理」が誕生した。「だが手放しで喜べない」と語るのが、ジャーナリストの浜田敬子さんだ。そう語った理由は、「歴史的快挙」と「重い違和感」が同居する複雑な現実に直面しているからだという。(望月衣塑子)
◆総裁選の結果が出た瞬間「シーン」と
──高市氏が10月4日、自民党総裁に選ばれた。その結果をどこで知った?
メディアや有識者、市民らが集まったイベント「論壇フェス」(crotchetら主催)の配信中継の最中に知った。
結果が出た瞬間、場の空気が一度、シーン。
「女性初」なのに手放しで喜べない。違和感を、私自身がはっきり自覚した瞬間でした。
──なぜ「素直に喜べない」のか?
最大の理由は、政治の…
引用元: ・【東京新聞】望月衣塑子記者が「高市早苗評」を浜田敬子さんに聞いた 女性初の首相誕生を「素直に喜べない」のはワケがある [nita★]