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2025/11/03 05:00
政府は3日付で2025年秋の叙勲受章者3963人(うち女性427人)を発表した。発令は同日付。
桐花大綬章は元参院議長の尾辻秀久さん(85)、元最高裁長官の戸倉三郎さん(71)が受章した。旭日大綬章には高市首相の夫で元農林水産副大臣の山本拓さん(73)、元みずほフィナンシャルグループ社長の前田晃伸さん(80)ら6人が選ばれた。
芸術文化の分野では、元日本芸術文化振興会理事長の茂木七左衞門さん(87)らに旭日中綬章、漫画家の永井豪さん(80)、ゲーム作家の堀井雄二さん(71)らに旭日小綬章が贈られた。
外国人叙勲の受章者は、53か国・地域の104人(うち女性33人)。サーメハ・ハッサン・シュクリ・セリーム元エジプト外相(73)らが旭日大綬章に選ばれた。大綬章親授式と重光章伝達式は11日に行われる。
旭日中綬章 元日本芸術文化振興会理事長 茂木七左衞門さん 87
茂木七左衛門さん
「非常に光栄なことです。色々と教えてくれた役者の皆さん、職員一人ひとりの顔が浮かびました。大勢の方々に感謝を申し上げたい」と喜びを語る。
キッコーマンの創業家出身で、同社の副会長を経て、71歳から国立劇場などを運営する日本芸術文化振興会の理事長を9年弱、務めた。「全く予想もしていなかったが、一生懸命やりました。こんなチャンスがなかったら私の人生、随分寂しいものになっていた。最高でした」と笑顔で振り返る。
在任中、読売演劇大賞の大賞に輝いた歌舞伎「伊賀越道中双六」をはじめ、文楽、邦楽、日本舞踊などあまたの名優、名演奏家の舞台に触れられたことが大切な思い出という。今も、時折は歌舞伎見物に出かけている。
新しい国立劇場が建つまでは元気でいたいと言う。「こけら落としには呼んでくれるだろうから」と声を弾ませた。
旭日小綬章 漫画家 永井豪さん 80
永井豪さん
50年以上にわたり、ギャグやアクションなど様々なジャンルを縦横無尽に描き続けてきた。「“自分流”の作品創りを支えてくださった読者の皆様に心から感謝します」と喜びを語る。
石川県輪島市出身。石ノ森章太郎のアシスタントを経て、1967年のデビュー以降、人気作を次々に発表した。「デビルマン」は悪魔の姿に変身し敵と戦うヒーローの悲哀を描き、「ハレンチ学園」は過激なギャグと性描写で賛否両論を巻き起こした。「時にはヒットし、時には批判もされた。そのどちらもが面白さの追求の結果でした」
「マジンガーZ」をはじめ多くの作品がアニメ化され、世界でファンを増やし続けている。自身も20か国以上を訪れ、日本のマンガやアニメのPRに尽力してきた。「それらの活動が今日のマンガとアニメの隆盛へとつながっていったのであれば幸いです」
旭日小綬章 ゲーム作家 堀井雄二さん 71
堀井雄二さん
ロールプレイング・ゲームの人気が爆発するきっかけとなった「ドラゴンクエスト」シリーズを生み出した。「スタッフや応援してくれたユーザーの皆さんのおかげ。本当に身に余る光栄で、後に続く人たちの励みにもなる」。ゲーム作家として初の受章を喜ぶ。
大学卒業後に少年誌でライターをしていた時、自前のコンピューターで作ったゲームがコンテストで入選。本格的にこの世界に入った。1986年に1作目が発売、88年の「3」は発売日に店に長蛇の列ができる社会現象に。シリーズの全世界累計出荷・ダウンロード本数は9500万本以上だ。
人生の困難にぶつかっても、どこかに答えがあるゲームの中の課題ととらえれば「クリアしようと思える」と子どもたちにエールを送り、「引退は考えていない。いまだに『大きくなったら何になろう』と考える」。その冒険心は無限大だ。
引用元: ・永井豪さんと「ドラクエ」堀井雄二さんに旭日小綬章…高市首相の夫・山本拓さんに旭日大綬章 [征夷大将軍★]
ぱふぱふ!
公私混合も甚だしい
本当に何でも自分の為に利用するなよクズ