約3年前、仏パリ市民が騒然となる事件が発生した。2022年10月14日午後11時ごろ(現地時間、以下同)、パリのアパートの中庭で旅行用トランクに入った少女の遺体が発見された。
捜査によって、遺体の身元はローラ・ダビエさん(12)であることが判明。現地メディアによると、ダビエさんはその日もいつも通り学校に通っていたという。しかし、無慈悲にも無言の帰宅となってしまった──。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/3bc1cdb9a72c78409576364aa94b515eb6bffee9
※以下、ショッキングな内容が含まれます。
引用元: ・「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」12歳少女を殺害したアルジェリア人(27)が終身刑 [567637504]
事件は、娘の帰宅が遅いことを心配した両親が警察に失踪届けを提出したことで発覚する。警察が動き出した一方で、両親はFacebook上で目撃情報を呼びかけるため2枚の画像を投稿。
1枚目がダビエさんの写真。そして2枚目が、ダビエさんの自宅アパートの監視カメラに映った不審な女性の写真だ。
その女こそダビエさんを殺害した犯人、アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(27)だった。大手紙国際部記者が解説する。
「監視カメラの映像に映っていたのは、午後3時15分ごろにベンキレッド被告とともにアパート内に入るダビエさんの姿でした。
それから2時間もしないうちに、ベンキレッド被告がアパートから出る姿が映されており、重量感のある荷物を抱えていました。
その荷物に含まれていた旅行用トランクの中から、ダビエさんの遺体が発見された。
顔や背中などに複数の外傷がありましたが、こちらは死後につけられたもので、死因は窒息死と断定されたようです」(大手紙国際部記者)
仏ラジオ局『ヨーロッパ1』の取材で、ベンキレッド被告が殺害に至るまでの詳細な様子が浮かび上がってきた。
「ベンキレッド被告の供述によると、被害者家族と同じアパートに被告の姉が住んでおり、その一室にダビエさんを連れ込んだということです。
そして、シャワーを浴びるよう指示した後で、被告はダビエさんの髪を掴み、顔を無理やり自分の股に引き寄せました。
オーガズムに達すると、ハサミとカッターで喉を切り裂いた後、ダビエさんの顔をテープで覆い固定。ダビエさんは呼吸困難を引き起こし、亡くなったと見られています」(同前)
歴史的判決に、遺族は涙
12歳少女への残虐な性的暴行、そして拷問して殺害に至ったというセンセーショナルなニュースは世間を震撼させた。
その事件に決着がついたのは、今年10月24日。ベンキレッド被告に仮釈放なしの終身刑が言い渡された。この刑は、フランス刑法上最も厳しい刑罰だ。
人権団体によってしばしば批判の対象ともなっていたが、検察は「ベンキレッド被告は、再犯のリスクが非常に高い」「極めて危険な女性から社会を守るため」として断固要求していた。
女性被告に仮釈放なしの終身刑が宣告されるのは、フランスで初めてのことだった。
ダビエさんの母親・デルフィーヌさんは、法廷で息子(ダビエさんの兄)と抱き合い、涙を流した。
「私は罪悪感に苛まれています。愛しいローラを守れなかった。夫も息子も自分を責め続けていた」(デルフィーヌさん)
10月22日の法廷でデルフィーヌさんは、父・ヨハン氏がこの事件をきっかけに飲酒量が極端に増加し、昨年2月に心臓発作で亡くなったとも語った。悲しみが癒える日はこないかもしれない。
しかし少なくとも、3年間の長い戦いは歴史的判決と共に幕を閉じた──。
黒人は暴力的衝動を抑えられない野獣と見做されても仕方ない
しかしこれを言うと差別的と言われてしまう
事実なのになぜ