世界で唯一の「NAS電池」、日本ガイシが撤退 社長「ここが潮時」
近藤郷平
2025/10/31 18:19有料記事 セラミック製品大手の日本ガイシは31日、長寿命で大容量の蓄電が可能なNAS電池(ナトリウム硫黄電池)の生産・販売を終了すると発表した。
同社が世界で唯一手がける独自の電池だが、新規の受注は行わない。
思うように販売が伸びず、中国勢が蓄電池市場で台頭するなど、不採算事業となっていた。
日本ガイシは2002年に世界で初めてNAS電池を商用化。再生可能エネルギーの広がりを背景に、NAS電池の需要が増えるとみていた。
しかし、販売は伸び悩み、コスト競争力がある中国のリチウムイオン電池メーカーが台頭。材料価格の高騰にもさらされており、NAS電池の事業を浮上させるのは難しいと判断した。
新規の受注は行わず、販売・納品済みの製品のアフターサービスは継続する。
小林茂社長は31日の会見で、「ここが潮時。(注力している)デジタルや半導体関連に人的資源や経営資源を投入したい」と説明した。

引用元: ・ありがとNAS 世界唯一の独自電池、日本ガイシ撤退 [158879285]
これがあかんかったな2週間燃え続けたNaS電池、延焼範囲が想定以上に拡大
次世代型の電力貯蔵システムとして期待されるナトリウム・硫黄(NaS)電池。
そのNaS電池の将来を揺るがしかねない火災事故が発生した。
鎮火までに要した期間は、約2週間。性能には優れるものの、安全技術の未熟さを露呈した格好となった。
2011年9月21日の午前7時20分頃、三菱マテリアルの筑波製作所(茨城県常総市)に設置されていた日本ガイシ製NaS電池が発火した(図)。
NaS電池では電極にNaを使っており、水を掛けると爆発する恐れがあるので、消火活動が通常よりも難しい。

それともただ商売が下手くそすぎたのか
大規模な設備が必要。
碍子でガイシか…