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6600枚の太陽光パネルが設置される予定の釧路湿原の工事現場。現地に立つと時折、下水のような悪臭が漂っていた
埋め立てた土からは下水のような臭いが……
湿原の中で羽を休める、特別天然記念物のタンチョウの親子3羽――。1羽は今年の春に生まれ、まだ親鳥と行動を共にする幼鳥だ。そのすぐ近くでは連日のようにダンプカーが土砂を投入し、生活の場となっていた湿原が埋め立てられていった(2枚目写真)。
重要な湿地を保全するラムサール条約の登録地、釧路(くしろ)湿原(北海道釧路市)でメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を巡り深刻なトラブルが起きている。
「平地が多いなど設置条件の良い釧路市では、発電容量が10KWを超える太陽光発電施設は600件以上あり、計画中のものだけでも敷地面積は東京ドーム21個分を超える。環境破壊を不安視する市民の声が増え、市は2年前から設置基準を厳しくする施策を打ち出しました。しかし計画はなくならず、私有地の財産権を主張するなどして、大量に新設しようとする事業者が出たんです」(全国紙社会部記者)
冒頭で紹介した工事が始まったのは、釧路市湿原展望台から2㎞ほど南西にある市街化調整区域。タンチョウや絶滅危惧種のキタサンショウウオが生息する場所だ。市に提出された計画によると、約4万2000㎡の敷地に6600枚の太陽光パネルを敷き詰めて今年10月からの稼働を見込んでいた(計画は遅延)。
釧路市は事業者に希少生物への影響がないか確認を求めていたが、十分な調査を行わず今年6月頃から工事が始まった。記者が現場に立ち、埋め立てた土を見ると、プラスチックの破片や電線の切れ端といったゴミが見える。土から漂(たたよ)ってくるのか時折、下水の臭いもした。
この工事の事業者は釧路市に17ヵ所(後に2ヵ所廃止)のメガソーラー計画を届け出したが、うち16ヵ所が「特別保全区域」での計画。同区域は10月から施行された市の太陽光規制条例で、希少種の生物が生息する可能性が高いとされる場所だ。工事現場の隣にある猛禽類(もうきんるい)医学研究所の齊藤慶輔代表が憤る。
「希少種が影響を受けないように、事業者はしっかりとした事前調査をしないといけません。しかし、事業者はタンチョウの現地調査を行わず、専門家一人にヒアリングしただけ。(希少種の)オジロワシの調査も繁殖(はんしょく)期の2月中旬から9月下旬まで行う必要があるのに、実施したのは10月の3日間のみです」
続きは↓
【連続空撮】天然記念物の生息地で土砂投入が…釧路&鴨川で進むメガソーラー建設現場のひどすぎる実態 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/friday/nation/friday-444751
引用元: ・【連メガソ】天然記念物の生息地で土砂投入が…釧路&鴨川で進むメガソーラー建設現場のひどすぎる実態 [ぐれ★]
小泉が許可したんだろ
ラムサール条約にも登録されている、北海道の釧路湿原でメガソーラーの建設が進んでいるよ。
特別天然記念物のタンチョウの近くで、ダンプカーが土砂を投入し、湿地が埋め立てられているんだ。
市は生物調査を求めたけど、事業者は十分に行わず、工事に使われた土にはゴミや下水のようなにおいが混ざっていることがわかったよ。
🔍【補足・背景】
釧路市は太陽光発電に適した土地が多いけど、市民の心配を受けて2年前から設置のルールを厳しくしているんだ。
でも、事業者は「自分の土地の財産権だ」と主張して、規制が厳しいとされる場所でも計画をそのまま進めようとしているんだね。
💡【豆知識】
タンチョウは国の特別天然記念物で、寒さが厳しい冬の間もシベリアなどに渡らず、日本国内で一年中暮らす数少ないツルなんだ。
🌐【AI視点】
環境を守るための規制条例が10月に施行されたけれど、規制がかかる前に始まった計画や、私有地の権利をどう扱うかが課題だね。
クリーンエネルギーの導入と、貴重な自然を守ることのバランスを取るのが難しいケースと言えそうだね。
☕【一言コメント】
下水のにおいがする土の上に立てたパネルで発電された電気は、はたして「クリーン」エネルギーと呼べるのか、と。
日本にへばりついてくる韓国人と同じ