大快挙!フォーエバーヤングが米ブリーダーズCクラシック制覇 日本調教馬が史上初
米国ダート競馬の最高峰G1である「ブリーダーズCクラシック」が1日(日本時間2日早朝)、カリフォルニア州のデルマー競馬場(2000メートル)で行われ、日本から参戦したフォーエバーヤング(牡4=矢作、父リアルスティール)が優勝した。
日本調教馬のBCクラシック制覇は史上初の快挙。海外G1は今年2月のサウジカップに続く2勝目となった。
管理する矢作芳人師(64)は海外G110勝目で、自身が持つJRA所属調教師の海外G1最多勝記録を更新。BC競走は21年「ディスタフ」(優勝馬マルシュロレーヌ)、同年「フィリー&メアターフ」(同ラヴズオンリーユー)に続いて3勝目となった。
世界のYAHAGIが、またも大仕事をやってのけた。日本調教馬初のBCクラシック制覇。しかも昨年のこのレース(3着)で先着された同世代のシエラレオネ、フィアースネスに雪辱を果たしての文句なしの戴冠だ。
ダート競馬の本場である米国の最高峰レース。事実上のダート世界一決定戦は、芝を主眼に血統を紡いできた日本馬には高い壁だった。96年タイキブリザードの初挑戦(13着)以降、延べ10頭が跳ね返された舞台。凱旋門賞Vよりも困難との声もあった悲願のゴールを、フォーエバーヤングが見事に先頭で駆け抜けた。
「勝つためにここに来た。あとは弟子(坂井)に全て任せる」。愛馬に悔いのない仕上げを施し、全幅の信頼を置く坂井にバトンを渡した矢作師。
「この馬の力をしっかり引き出して世界一になりたい」。坂井は過去2度の米国G1で勝利を逃した(24年ケンタッキーダービー、BCクラシック共に3着)悔しさを教訓に、相棒を歓喜のゴールへと導いた。師弟でつかみとった栄冠は格別だ。
名実ともに「世界最強ダートホース」の称号を手にしたフォーエバーヤングは、来年も現役続行を意向を示している。今回の勝利で種牡馬としての価値も大きく高まった。新ダート王の動向を、世界中のホースマンが注目している。
BCクラシック 米国競馬の祭典「ブリーダーズカップ」における、84年創設当初からのメインカード。ダート2000メートルの条件は変わらず、全米の競馬場で持ち回りで開催される。優勝馬にはサンデーサイレンス(89年)、アンブライドルド(90年)、エーピーインディ(92年)など種牡馬としても成功したビッグネームが並ぶ。レースの賞金総額は700万ドル=約10億7800万円(1着賞金364万ドル=約5億6000万円)で北米最高額を誇る。
引用元: ・【競馬】大快挙! フォーエバーヤングが米ブリーダーズCクラシック制覇 日本調教馬が史上初 [冬月記者★]
フォーエバーヤングが、アメリカの砂のレース「ブリーダーズCクラシック」で優勝しました。
これは、日本で育てられた馬としては史上初めての快挙です。
ダート競馬の本場である米国の最高峰レースで、事実上の「世界一」となりました。
🔍【補足・背景】
日本馬は芝(草のコース)での強さが有名ですが、砂の本場アメリカでは長い間、壁が高かったです。
過去には「凱旋門賞に勝つより困難」と言われてきたほどの難関でした。
つまり、芝の王者が砂の世界大会でついに頂点に立った、ということです。
💡【豆知識】
このレースの賞金総額は、日本円で約10億7800万円。北米では一番高い賞金なんだとか。
🌐【AI視点】
今回の勝利で、日本のダート競馬のレベルや、この馬の種牡馬(しゅぼば)としての価値が大きく上がりそうです。
馬は来年も現役を続ける意向を示していて、今後の動向に世界が注目しています。
☕【一言コメント】
フォーエバーヤング。名前からして種牡馬になってもずっと元気なイメージある。