72歳早大名誉教授のSNS投稿が物議を醸した。この投稿には「『高度経済成長期』って『1950年代半ば~1970年代初頭』ですよね」「思い上がりも甚だしいわ」「ここまで傲慢なポスト初めて見た」といった批判が殺到した。今の70代が経済大国を作ったのだろうか。経済誌プレジデントの元編集長で作家の小倉健一氏は「むしろ経済を悪化させた世代」と語る。小倉氏が解説していくーー。
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 https://news.yahoo.co.jp/articles/a772866e11f170cafb5f6c81343fd92e3d606a32 
引用元: ・【どう考えても無理ある】72歳早大名誉教授「経済大国を作ったのはわれわれ」は本当なのか、経済誌元編集長検証 発言後の言い分も「苦しい」
今の日本は経済小国やし
はじめは非現実な人気取りと見られ、野党、エコノミスト、マスコミ、一部与党内、また多くの国民の反応は冷ややかで実現不可能と思われていた。
また実現したとしてもインフレと物価上昇が起こり、実質賃金が上がるわけではない、話がうますぎる、” 絵に描いた餅 ” だ、などと懐疑的に見られていた。
 経済学者の都留重人は「日本経済は伸びているように見えるが、それは”回復であって”成長”ではない」などと 
 「所得倍増論」は本質を見誤った錯覚と切り捨てた。 
 エコノミストの多くは「所得倍増論」を愚かな暴論としか取り扱わず、痛烈な批判を浴びせた。 
 しかし実際には当初10年計画だった池田勇人内閣の『 所 得 倍 増 計 画 』は 
 な ん と 7 年 で 国 民 一 人 当 た り の 実 質 所 得 を 本 当 に 2 倍 に し た ! 
「一億総中流社会」を実現させた歴史的事実がある
 1960年(昭和35年)に発足した池田勇人内閣は 公 共 事 業 、減 税 、社 会 保 障 等 の 拡 充 を3本柱として 
 鉄鋼、自動車、電機、高速道路、新幹線などの産業部門に政府資金の財政投融資を集中的に行い振興を図った。 
 さらに 教 育 投 資 論 、人 づ く り 政 策 による科学技術、文教の振興と人材開発育成に国が本気になって積極的に投資した。 
 当然ながらインフレが進んだが、年率平均4.5%と経済成長率にくらべてインフレ率は小さかったため、実質的な所得は大きく向上することになり 
 当時は白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫という一般家庭の「三種の神器」から 
 裕福になった中流家庭を象徴するカラーテレビ・クーラー・自家用車が「新三種の神器」として変わっていった 
 1963年にリリースされた梓みちよが歌う「こんにちは赤ちゃん」がミリオンヒット 
 その年の日本レコード大賞を受賞している。 
 1964年には梓みちよ(当時20歳)がなんと学習院初等科同窓会に招待され、昭和天皇と香淳皇后の御前でこの曲を披露し日本芸能界初の天覧歌謡曲となった 
 1964年には三波春夫の「東京五輪音頭」や小林旭の「自動車ショー歌」がヒットし1966年には20世紀の偉大なロックバンド「ザ・ビートルズ」の初来日武道館公演を開催 
 1970年の大阪万博では三波春夫の「世界の国からこんにちは」がヒットし世界に経済大国日本をアピールした時代 
 そして1970年代前半には 第 二 次 ベ ビ ー ブ ー ム が起きる。 
こうして池田勇人は夢のような日本の高度経済成長を実現してみせたのだ。
今現在、池田勇人のような気概を持つ“本物の政治家”が集う国政政党が日本で1つだけある
 
 
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 